収録曲目
以上全36曲 歌まーくは歌付の曲 濃いマークはいわゆる「非常に濃い曲」(笑い)
1.いわゆるメインテーマ、ピアノのやわらかい曲。クラシック的。
2.奥井雅美による主題歌「潔く カッコ良く 生きて行こう・・」という曲。確かになかなかカッコ良いです。ウテナの世界観にピッタリ来ています。
3.タイトルのまんまです(笑)。
4.幹がよくピアノで弾いていた例のテーマです。こうして聞くとバリバリのクラシック。
5.堂々とした行進曲。しかしこの曲はウテナというよりは、エヴァ初号機が出てきそうな気がするのですが・・。
6.軽快でコメディタッチな曲。注意して聞いているとこれの動機部分は、メインテーマと連動しているのが感じられます。しかし私はなぜかこの曲を聞くと、ドラクエを連想するのですが。
7.これも非常に軽やかな曲。爽快で気持ちがいいです。
8.「アンシーのテーマ」だそうですが。まさにアンシーそのまんまで、よく分からない曲。
9.いきなりのバイオリンの音に驚かされますが、よく聞いてみると、学園シーンで何度もBGMでかかっていた非常に馴染みのある曲です。
10.これもバイオリン曲、なんとなくツィゴイネルワイゼンのようです。
11.これはモーツァルトかなんかみたいですね。非常に気持ちのいい曲。
12.ピアノとギターの絡みで盛り上げていく曲です。
13.ピアノが同じフレーズを元に展開していく曲。感傷的。
14.これもピアノ曲。かなり叙情的な旋律が奏でられます。
15.傷心を歌うかのような美しい弦が印象的です。しんみりした曲。
16.「光さす庭」の別アレンジ。ピアノ単独でなく、今度はオケが加わってます。
17.いざ!出陣!といった感じの行進曲です。こういうテンポの曲はやっぱりエヴァに合いそうなんですが。
18.謎に挑む冒険といった感じのなんとなくゲームっぽい音楽です。
19.いきなり重々しくオルガンできました。これはまた驚き。オルガンのせいでまるでバッハのようですが、よく聴いてみるとやっぱりウテナです。
20.いわゆる生徒会のテーマ。重々しいオルガンによって奏でられます。「卵の殻を破らねば・・。」
21.これも全くタイトル通り(笑)
22.影絵少女の異時限的音楽です。実に独特。現代音楽ですね。だけどこういう曲もエヴァに合うと思うんですね。
23.ウテナといえばこれ。超有名な「絶対運命黙示録」です。こうやって改めて聞くとやっぱりウテナは現代演劇? 「もくし くしも しもく くもし もしく しくも」3P3=3×2×1=6通りの順列というやつです。数学ですな。
24.旋律的なものを表に出さない、現代音楽的で理不尽な感じの曲です。
25.かなり幻想的でこれまた旋律が表に出ない曲です。RPGなんかのダンジョンにピッタリの曲。
26.決闘のテーマの一つ。いわゆる濃い曲シリーズです。「When Where Who Which・・」これにWhatとHowが加われば、いわゆる5W1Hというやつで、記事などを書く時の基本になります・・これは無関係か。
27.地球の歴史を2分で描いた曲(笑)。専門用語がポンポンと並ぶ、とんでもない曲です。歌詞が意味不明にも関わらずなんとなくテーマが伝わってくるのはなんとも。
28.意味の有るような無いような歌詞が延々と繰り広げられる。しかし最後の部分の「シュシャシャ シュシャシャ」としか聞こえなかったのは、実は「死 再生 死 再生」だったんですね。いわゆるDeath&Rebirthというやつですか。
29.何かよく分かりませんが、神様とかその類の名前がズラズラと出てきます。
30.evolition(進化) revolution(革命) everlution(永遠のつもりですかね?この単語は意味不明)。いわゆる韻を踏んでます。こうして聞いているとこれらの曲はすべて、歌詞の内容よりも、音を重視しているのがうかがえます。
31.「昼には見えて夜には見えず 夜には見えて昼には見えず」これではまるでなぞなぞ。
32.さすがにこれだけ濃い曲をここまで聞いてくると、かなり疲れます。なんとなく人生の無常感を思わせるような曲ですね。
33.「絶対運命黙示録」の別アレンジ。男声コーラスも加わったさらに濃い版(笑)。いわゆる濃い曲シリーズの最後の締めくくりです。
34.この曲もタイトル以上でも以下でもないです。
35.「次回予告」がくれば当然エンディング。ごく普通のポップスですね。
36.「絶対運命黙示録」のカラオケ。いわばボーナストラックのようなものです。さああなたもこれに合わせて「もくし くしも・・」。
いきなりこのCDをならすと、おやっと思う。やわらかいピアノの音やクラシックめいた響きに、「おっ、間違えてリチャード・クレイダーマンのCD買っちまったか?」と考えてしまう。しかしよく聴いているといずれも耳にしたことのある音楽である。
本番と言えるのは23曲目の「絶対運命黙示録」から。この後は極めて濃い音楽に圧倒され続けることになる(しかも絶対運命黙示録だけでも3曲入っている)。ウテナを何度も見ている人なら、決闘シーンが頭に浮かぶのは確実である。