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NTGサイクリングクラブ 07年9月一泊サイクリング報告
 能登半島 07/09/29〜30


参加者10人:松原、森、寺尾(L)、隅谷(日帰り)、山口、小森、植田、高野、三好

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            本文中の( )内の番号は地図中の番号と同じです。
 今年は、地震復興の能登半島。1日目半日で羽咋(はくい)から輪島までがんばって走りきり、2日目はのんびり和倉温泉まで走るというコースを設定しました。

 第1日目 羽咋(はくい)→輪島 78.4km
 行きの列車は、大阪発8:42のサンダーバード7号。8人が乗り込んだ。一泊初めて参加の三好の顔も見える[写真→]
 京都からは隅谷、山口が乗り込み、10人となる。羽咋に着くのは昼前、しばらくは話がはずんだが、そのうち寝る人も[写真→→]
 走行時間を多く確保するため、昼食は車内でとった。
 羽咋駅(1)到着11:52。早速自転車の組み立てだ[写真→]
 1972年まで北陸鉄道能登線が乗り入れてたが、今は想像以上に寂しい駅前、広い駐車場が手持ちぶさた。
 とりあえず、全員無事なうちに記念撮影[写真→→]
 12:25、出発だ[写真→]。走るコースは「羽咋健民自転車道」、北陸鉄道の廃線敷を利用した自転車道だ。
 自転車で下校中の高校生と出会う田園地帯を抜けると、道は松並木となる[写真→→]。ここをディーゼルカーが走っていたんだ。
 視界が開けた、海だ[写真→]。空は青空、とはいかない。雨の心配はなさそうだが、どんより曇っている。
 海が見えるのは少しだけ、すぐに防風林の中に入る。今度は下校中の小学生達、挨拶を返してくれる。
 道は羽咋市から志賀町に入っている[写真→→]。地震復興か、あちこちで新築している。
 R249をアンダーパス(2)して自転車道は続くが、ここだけ通行止め。我々は走りやすいR249にルート変更。
 だんだん上り勾配になってきた。
 13:45、中核工業団地入口(3)で休憩[写真→]。ここまでで25km、まだ3分の1だ。みんなはまだまだ元気。
 ここから富来(とぎ)町。海が見えたので、ちょっと立ち止まる[写真→]。天気が回復してきた。
 まともな休憩は、ダウンヒルして14:25、道の駅「とぎ海街道」(4)[写真→→]で。  回転焼やソフトクリームでちょっと腹ごしらえ。
 道はまた海岸沿い、赤神トンネル(5)[写真→]を抜ける。このあたりの海の岩は赤い色をしている。
 少し走って休憩[写真→→]。15:40だが、だいぶ日が傾いてきた。でも、すっかりいい天気になった。
 もう門前町だ、あと3分の1。でも、もうすぐ長いのぼりが待っている。先を急ごう。
 徐々に勾配が増してくる。背中の荷物が足を引っ張る。思うほどスピードが出ない。
 相変わらず山口と高野は元気だ。追い抜いていきやがる。
 16:55、ほうほうのていで中屋トンネル入口(6)に到達。標高180m、最高地点だ。みんなへばっている[写真→]
 トンネルを抜けて長いダウンヒルをしたら[写真→→]、輪島市だ。
 輪島市街に入り、朝市通りの東端、民宿「汐鳴荘」(7)に到着したのが、17:50。あたりはすっかり真っ暗だ。よう走った、78.4km。
 ここで泊まらず、バスで帰宅する隅谷を見送る[写真→]。お疲れさん。
 我々は向かいの肉屋に自転車を置かせてもらい、入浴などしばらく時間を過ごす[写真→→]
 18:50、夕食スタート。ここは、女将の兄弟の肉屋の能登牛陶板焼[写真→]が名物。さっき自転車を置かせてもらった肉屋だ。
 早速乾杯[写真→→]、民宿らしい手料理に舌鼓を打つ。素朴だがおいしい。酒もどんどん進む。
 20:15に一次会は終わり[写真→]、残った酒で少し二次会をやった後は、すぐにおねんねとなった。
 明日のコースを夢で見ながら、スヤスヤ。

 第2日目 輪島→和倉温泉 53.4km
 ぐっすり眠って夜が明けた。7:00からの朝食は、「おっぱい豆腐」[写真→]から。
 30分ほどで腹ごしらえを終わり、まだ準備中の朝市に繰り出す[写真→→]。おばちゃんを冷やかしながら、地元産のおみやげをリュックいっぱい買い込んだ。
 しばらくゆっくり過ごした後、玄関で記念撮影[写真→]
 そして、8:55、おばちゃん達に見送られて出発[写真→→]。この民宿は、家族的なもてなしがとても印象的だった。お世話になりました。
 県道1号を南に向かう[写真→]。緩やかな上りだが、昨日の疲れもとれ、とても走りやすい。
 すぐに暑くなってきて、上着を脱ぐ[写真→→]
 途中、県道を外れて山道を走る[写真→→→]。緑の木々がすがすがしい。
 1時間ほど走って、最初の休憩は「茅葺庵 三井(みい)の里」(8)。昨年、150年前の立派な農家を移築したものだ。
 早速中の店でソフトクリームを買う[写真→]。そして、記念撮影[写真→→]
 道はR249にかわり、さらに1時間走って、海の見えるレストランの裏で休憩[写真→]。もうご飯を食べたい人もいたが、まだ11時、もう少し走ろう。
 12時に、ちゃんこ「時葵」(10)という元関取の店を見つけて入る。天丼、牛丼[写真→→]に舌鼓を打つ。
 13:15、外に出てみると少し雨が降ってる[写真→]。一泊サイクに雨はつきものだ。
 13:50、雨宿りをかねて、のと鉄道笠師保駅(11)近くのバス停で休憩[写真→→]
 ここからJR和倉温泉駅まであとわずかだ。
 和倉温泉駅(12)に着いたのが14:30。列車の発車は16:54。最初の予定の、能登島に渡る時間は十分あったが、みんな走る気がなく、輪行[大きな丸いものは、山車の車輪→]。あっけなく2日目は終わり。
 駅で土産を買ったり、遠くのコンビニで弁当を買ったりと、待ち時間を過ごす。そして、もちろん酒を飲む人もね。
 ようやくサンダーバード44号がやってきて、乗り込む。
 京都と大阪に着くまで、3時間以上、弁当を食べたり、酒を飲んだり。そして、旅の思い出を語って過ごした。
 1日目は走りごたえ、2日目はのんびりと、それぞれいいコースのサイクだった。そして、人情にもふれることもできた。

  民宿「汐鳴荘(しおなりそう)」 〒928-0001 石川県輪島市河井町4-103-1 朝市の東端 0768-22-2520