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ブレーミアとは

 1985年結成。活動の中心はもっぱら大阪市内で、週1回の練習のほか、 夏場恒例となったミナミでのライブなど、年数回の演奏の場を持っています。
 世間によくある合唱団とは少し趣が異なっています。 ひとことで言えば何でもあり。世界中の歌の中から探し出し、自分たちで訳詞・編曲 して歌っています。 世界で歌い継がれる民謡もあれば、ロックもあり、ポップスもあり。 題材は映画やふと目にした新聞記事をきっかけに、「これ、いいやん、やってみよう」 ではじまることもあります。
 「ブレーミア」というのは、ロシア語で「時代」という意味です。その名の通り、同時代に生きる自分たちの気持ちを大事に曲作りに取り組んできました。何度もステージにのせた曲の中には、聴衆の皆さんに愛されるようになった歌も数々あります。
 深刻な問題を抱えたこの時代、人としての生き方や社会の在り方を考えさせられる 新しい歌に取り組みたいと願っています。
 団員は二十代から四十代、総勢20名。 今年は新メンバーも加わってよりパワーアップ!ますます盛り上がっています。

活動紹介

 年一度のライブが活動のメインになるため、活動の年間スケジュールはライブ中心に組んでいます。

□練 習

 活動のベースとなるのが練習。通常は、毎週土曜日の夜、7時から9時まで、ほぼ大阪市内の会場を借りて行っています。ここ数年は、月に1回3時間の集中練習日を設けています。この日は子育て中の仲間が参加しやすいよう、ベビーシッターを依頼して、保育もあわせて行います。
 ステージでは、指揮者をおいていませんが、練習ではさすがに指導担当者が必要となります。練習・創作担当者を私たちはディレクターと呼んでいます。曲ごとに数人のディレクターが、分担して指導しています。
 ただし、ブレーミアでは指導者が絶対というわけではありません。そこが面白いところです。編曲も訳詞もみずからの手でおこなうので、練習を始めるときには未完成。練習をし、実際に声を出してあわせてみて、ブラッシュアップしていきます。そういうわけですので、曲によっては完成までに何年も費やすものもあります。もちろん、ノリよく数週間の内に完成するものもあるのですが。

□合 宿

 毎週2時間の練習だけでは、ステージづくりまで進むことはまず、できません。 そのために、年2、3回の合宿も行います。
 合宿場所はだいたい大阪市内のユースホステルが多いのです。練習も、体力づくりもおこないたいのですが、曲選びの話し合いに終始することもたびたび。議論が深更に及ぶことも多く、(ただし、さすがにアルコール付きです)合宿明けはヘロヘロなんてこともままあります。

□ステージづくり

 練習・創作の担当はディレクターグループと呼びますが、舞台作りの集団をプロデューサーグループと呼んでいます。愛称は「キープロ」(正式にはKIWIプロダクション)。この語源には初代プロデューサーグループの頭文字を集めた、とか、果物のキウイのように外見はともかくも中身は美しく味の良いものにという願いが込められているとかの説がありますが、どっちが本当か……。多分どちらも正しいのでしょう。

 キープロのチーフは代々「社長」と呼ばれていて、ステージづくりのみならず会場との交渉、チケット販売、情宣活動の指揮をとっています。
 なるべくたくさんのステージをもちたいため、機会を見つけては出没したいと思っているブレーミア。数年前までは、「故郷」ともいえる大阪大学混声合唱フロイント・コールの発表会(定期演奏会)に出演させていただいていました。その他、大阪府の女性センターであるドーンセンターが開催するドーンフェスティバルにも参加。どーんライブと銘打って、パフォーマンスを行いました。数多くの新しい聴衆の皆さんとふれあえる機会をこれからもさがしていきたいと思っています。

□マネジメント

 さて、練習、合宿、ステージとなると、会場の調整、連絡事項の伝達、ベビーシッターの予約、会計、はたまた打ち上げや忘年会の手配まで、雑多な仕事が多く発生します。この裏方的な仕事に携わるのがマネージャーグループ。団の活動を支えています。
 連絡の伝達においては、15年の歳月は大きく、その方法は格段の進歩を遂げました。創立当時は、コピーを手配り、また郵送、あるいは電話連絡網などを使用していましたが、現在ではファックスやインターネットの電子メール、またはメーリングリストを使用しています。時折、楽譜がファックスで送られてくることもあります。

団員募集中

大阪近辺に在住の方で私たちの活動に興味を持っていただいた方、どうぞ遠慮なく見学にいらしてください。
毎週土曜日午後7時から9時まで大阪天満橋のエル・おおさか(大阪府立労働センター)3階グループ室またはドーンセンター(大阪府女性総合センター)5階で練習しています。

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連絡先:橘 大志 taishi@yo.rim.or.jp