Windows Media Player 7 Skinを作ろう〜(^^

■コントロールボタン

コントロールボタン

メイン画像を表示させるだけではプレイヤーとは呼べません。
ただ単に画像の表示ソフトとなってしまいます。>それでも良いかも(ぉ

今回は戻し、再生、一時停止、停止、送りの基本ボタンを取り付ける事をします。


下記の項目の見方
●記入しなくても問題が無いもの
◎記入しないと動作しないもの

今回は『main.bmp』の上にボタンを配置するので『main.bmp』を表示するときに使用した『<VIEW>』〜『</VIEW>』の間に書くようにします。
詳しくは、このページの下にある『ここまでのWinAmp.wms』を参考にして下さい。

-- WinAmp.wms --
<THEME>
<VIEW>
<PREVBUTTON
LEFT= "16"
TOP= "88"
IMAGE= "prev.png"
DOWNIMAGE= "prev-p.png"
/>
--PREVBUTTON--
1つ前の曲に戻すボタンです。
この項目は初めから定義されているので、後はこのボタンを置く座標を指定してやれば良いだけです。
●LEFT左上(0,0)を基準として左側からの位置を指定する。
●TOP左上(0,0)を基準として上からの位置を指定する。
◎IMAGEボタンの画像を指定します
●DOWNIMAGE押したときの画像を指定します。
●UPTOOLTIPマウスカーソルを合わせた時に表示させる文字を指定(通常は『前へ』)

★LEFTとTOPについて
座標を指定しないと、自動的にLEFT="0",TOP="0"となります。
項目の見方では●になっていますが、必ず指定するようにしましょう。

★UPTOOLTIPについて
今回は指定しませんでしたが、表示される文字を変更される場合は触ってみると面白いでしょう。
例:UPTOOLTIP="戻るよ〜"

但し、バイリンガルのSKIN作成を考えられている方はこの文字は指定しない方が良いです。
WMPは標準の言語で表示されるようになっています。
変更してしまうと、その言語でないと読めません。
日本語で文字を入力すると、英語圏では文字が化けます。

<PLAYBUTTON
LEFT= "39"
TOP= "88"
IMAGE= "play.png"
DOWNIMAGE= "play-p.png"
/>
--PLAYBUTTON--
再生ボタンです。
この項目は初めから定義されているので、後はこのボタンを置く座標を指定してやれば良いだけです。
●UPTOOLTIPマウスカーソルを合わせた時に表示させる文字を指定(通常は『再生』)

★他の項目に付いてはPREVBUTTONと同じです。
<PAUSEBUTTON
LEFT= "62"
TOP= "88"
IMAGE= "pause.png"
DOWNIMAGE= "pause-p.png"
/>
--PAUSEBUTTON--
一時停止ボタンです。
この項目は初めから定義されているので、後はこのボタンを置く座標を指定してやれば良いだけです。
●UPTOOLTIPマウスカーソルを合わせた時に表示させる文字を指定(通常は『一時停止』)

★他の項目に付いてはPREVBUTTONと同じです。
<STOPBUTTON
LEFT= "85"
TOP= "88"
IMAGE= "stop.png"
DOWNIMAGE= "stop-p.png"
/>
--STOPBUTTON--
停止ボタンです。
この項目は初めから定義されているので、後はこのボタンを置く座標を指定してやれば良いだけです。
●UPTOOLTIPマウスカーソルを合わせた時に表示させる文字を指定(通常は『停止』)

★他の項目に付いてはPREVBUTTONと同じです。
<NEXTBUTTON
LEFT= "108"
TOP= "88"
IMAGE= "next.png"
DOWNIMAGE= "next-p.png"
/>
--NEXTBUTTON--
次の曲へ進むボタンです。
この項目は初めから定義されているので、後はこのボタンを置く座標を指定してやれば良いだけです。
●UPTOOLTIPマウスカーソルを合わせた時に表示させる文字を指定(通常は『次へ』)

★他の項目に付いてはPREVBUTTONと同じです。
</VIEW>
</THEME>
--WinAmp.wms--



ここまでのWinAmp.wms


☆ミ おまけ ☆ミ
〜BUTTONのひ・み・つ〜
WMP7はボタンも自由に作れます。
その正体はクリックした時にFunction(プログラム)を呼び出せるからです。
これも試しているうちに分かった事なのですが、<PLAYBUTTON>と書いていながらも、別のボタンにする事が出来ます。

<PLAYBUTTON
LEFT= "39"
TOP= "88"
IMAGE= "play.png"
DOWNIMAGE= "play-p.png"
ONCLICK= "Jscript:player.controls.stop()"
/>

今回の指定ではJscript:player.controls.stop()としています。
これはJavaScriptのプログラムである事を示しています。詳しくは今後記載していきます。

この文字列を見てもらえばなんとなく雰囲気で分かると思うのですが、最後にstop()と書いてあります。
そうです、この命令(プログラム)は『ストップ』という命令なのです。
<PLAYBUTTON>と指定しているのに、この文章を追加する事によりSTOPBUTTONに変わってしまいます。
何故?
と思われる方もいるかと思いますが、簡単な事なんです。
ただ単に、ONCLICKで設定(定義)する方が優先されるんです。
つまり<xxxxBUTTON>というのはあくまで、分かり易くしてあるだけで、細かく設定すると初めから定義されている名前を使う必要は無かったりします。
極端な話<BUTTON>は全て手作りで作れるようになっているんです。BUTTONだけではないんですけどね(^^;