私のプライベート写真集 ケラマ編3 Part.2



今回は、写真が絞りきれなかったので、4枚ずつ2つのパートに分けました。
水中写真集ケラマ編3 Part1もぜひ、ご覧ください。



オヤビッチャ

スズメダイ科 Abudefduf vaigiensis
分布:太平洋、インド洋、紅海、南日本

いるところにはたくさん群れているのだが、見かけないときは全く見かけない、そんな魚である。
南の島で体験ダイビングしたとき、周りにたくさん群れていた魚、、餌を差し出してたくさん寄ってきた魚、
それらの中にたぶんオヤビッチャがいたでしょう。
ただ、比較的、姿・格好が似ている魚にロクセンスズメダイがいる。
違いは、尻尾に線がないこと(従って、オヤビッチャは「ゴセン」である)、
背びれの所に黄色い斑点があることである。

撮影日1996.7.24
撮影地沖縄・ケラマ諸島・野崎/水深10m
撮影機材フジ・リアラ/F−801+デルフィナス/絞り5.6/絞り優先オート


ヒトスジギンポ

イソギンポ科 Ecsenius lineatus
分布:西部太平洋

日本では小笠原諸島、伊豆諸島南部、沖縄で見られる。
実はよくいるのだが、体長が3-6cmと小さく、じっとサンゴの上に停まっていることが多いため、
目につかないことが多い。
また、小さいため、写真に撮ろうとすると、どうしてもマクロレンズが必要で、
私のようにハウジングを使っている場合には、今一つの出来になってしまう。
顔に、実に可愛い表情があり、愛嬌がある。

撮影日1996.7.25
撮影地沖縄・本島・真栄田岬/水深10m
撮影機材フジ・リアラ/F−801+デルフィナス/絞り5.6/絞り優先オート


サザナミヤッコ

キンチャクダイ科 Pomacanthus semicirculatus
分布:太平洋、インド洋

大きくて目立つはずなのに、あまり見かけることはない。
と言うより、地味ないでたちをしているので、単に気に留められていないだけなのかもしれないが・・・
実は今まで何度か写真に収めているのだが、今一つきれいに撮れず悩んでいた。
しかし、気が付いてみると、雑誌等の写真も今回の写真程度なので、今回の登場となった。
タテキンと並び、実に美しいキンチャクダイで、ぜひ、ゆっくり観察してみたい。

撮影日1996.7.25
撮影地沖縄・本島・真栄田岬/水深15m
撮影機材フジ・リアラ/F−801+デルフィナス/絞り5.6/絞り優先オート


おまけ!「ウミガメ/サザナミフグ」



両方とも写真としては今一つなので、おまけとしました。

ウミガメはとても泳ぐのが速いためとても追いつかず、
アカウミガメなのか、アオウミガメなのかわかりませんでした。
水中で出会ったのは、小笠原に次いで2回目ですが、何度見ても感動してしまいます。

サザナミフグは、2年前までニシバマのポンタが有名でした。
これは、全然違うポイントでしたので、2代目のポン吉とは別の個体ですが、
やはり顔はとても可愛く、アイドルとなれる要素はばっちりでした。
ただ、人にあまり馴れていないようで、一目散に逃げられてしまいました。


ウミガメ
撮影日1996.7.24
撮影地沖縄・ケラマ諸島・アリガー/水深25m
撮影機材フジ・リアラ/F−801+デルフィナス/絞り5.6/絞り優先オート

サザナミフグ
撮影日1996.7.24
撮影地沖縄・ケラマ諸島・野崎/水深20m
撮影機材フジ・リアラ/F−801+デルフィナス/絞り5.6/絞り優先オート

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1996.7.31 新規掲載  Copyright(C)Aki.SAEGUSA 1997.1.15 一部変更