私のプライベート写真集 ケラマ編4 Part.1



今回も2部構成でお届けします。Part1は、ケラマの定番の魚たちを特集してみました。
Part2は、ケラマで見付けたかわいい、きれいな、おいしい(?)魚たちを特集しました。



アザハタ

ハタ科 Cephalopholis sonnerati
分布:太平洋、インド洋

ダイバーの間で「アザハタ」と言えば、やはりニシバマの「アザハタの根」が有名ですよね。
このアザハタ君は、そのアザハタの根の主です。
アザハタの根は、満潮時には水深25m近くなるので、長居はできませんが、
ケラマを訪れたら、一度は挨拶しに行きたくなります。
よく、観察していたら、根の近くにいるときと離れた時とでは、体色が若干違ったような気がしたのですが、
アザハタは、環境によって、体色を変えるのでしょうか?
この根には、クリーニング屋「ホンソメワケベラ」もたくさんいますが、
なぜか、ボクの顔を突っつき(クリーニング)に来てくれました。

撮影日1996.10.19
撮影地沖縄・ケラマ諸島・ニシバマ/水深25m
撮影機材フジ・リアラエース/F−801+デルフィナス/絞り5.6/絞り優先オート


ヨスジフエダイ

フエダイ科 Lutjanus kasmira
分布:太平洋、インド洋、紅海

たいてい、彼らがいるポイントにエントリーすれば、裏切られることなく、会うことができる。
ニシバマのヨスジフエダイも同じ。たいてい、船をアンカーリングしたポイントに居てくれる。
よーく、餌付けされているのか、餌も何も持っていないのに、ダイバーにまとわりついてきた。
体側に4本の「縦ジマ」が特徴。

撮影日1996.10.19
撮影地沖縄・ケラマ諸島・ニシバマ/水深8m
撮影機材フジ・リアラエース/F−801+デルフィナス/絞り5.6/絞り優先オート


ハナヒゲウツボ

ウツボ科 Rhinomuraena quaesita
分布:西部太平洋

ケラマと言えば、やっぱり男岩(ウガン)の、ハナヒゲウツボですよね。
でも、男岩は座間味島の裏側、外海にあるため海がちょっと荒れると、往復が大変なポイント。
それだけに、「ハナヒゲ」君に会えたときの喜びは最高です。
いつもは、岩の西側、エントリーポイントの直下にいるのですが、最近どっかに外出中で、いないとか。
仕方がないので、岩の北側、「クマノミの棚」で探し出しました。
ここのハナヒゲ君は少し小さいようで、いつにも増して、写真を撮るのが大変でした。
でも、ボクの大好きなモデルの一つです。

撮影日1996.10.20
撮影地沖縄・ケラマ諸島・男岩/水深25m
撮影機材フジ・リアラエース/F−801+デルフィナス/絞り5.6/絞り優先オート


カクレクマノミ

スズメダイ科 Amphiprion ocellaris
分布:西部太平洋

ケラマと言ったら、「カクレクマノミ」も、外せないですよね。
・・・と言うわけで、カクレクマノミ君も再登場です。
いつもは、ニシバマのカクレクマノミ君を撮影するのですが、
こちらはいつも、名の通り隠れてばかりで、撮影するのも一苦労です。
しかし、今回のサクバルの鼻のカクレクマノミ君は、結構愛嬌を振りまいてくれ、
とても写真の撮りやすいモデルでした。


撮影日1996.10.20
撮影地沖縄・ケラマ諸島・サクバルの鼻/水深10m
撮影機材フジ・リアラエース/F−801+デルフィナス/絞り5.6/絞り優先オート

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1996.11.3 新規掲載  Copyright(C)Aki.SAEGUSA 1997.1.15 一部変更