長介通院日記 2000年
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長介は慢性病(紫斑病性腎炎&アレルギー)で病院通いをしています。

2000年12月28日(木)

インフルエンザの予防接種の2回目を受けに行く。次郎も一緒。ついでに三太も麻疹の予防接種を受ける。
長介は、行きの車の中で突然「気持ち悪い」と言い出した。病院についても「だるい」とか言っている。目も充血して真っ赤である。検温は36.8度で平熱。しかたがないので、問診票の「具合の悪いところはありますか」の欄に「だるい」と書いておいた。
一方、次郎の方は、検温で37.4度である。でも、元気いっぱいで、とても具合悪そうには見えない。
そして診察。担当はS2先生であった。結果、3人ともOKだった。よかった。
1回目の時は、次郎は大暴れするし、長介も「すげ〜痛かった」と言っていた。ところが、今日はあまり痛くなかったようだ。次郎も針を刺す直前に涙目になっていたが我慢できた。前回の医者の腕が悪かったのか?



2000年12月20日(水)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (+−) (1+)
血尿

(10〜15)

(15〜25)

昨日の朝、病院から「検査結果が出たので来院して下さい」との連絡があり、午後から三太の発育チェックの予約があるので、ついでに結果だけ聞いてくるつもりであった。
ところが、長介が昨夜から「喉がすごく痛い」「足もすごく痛くて歩けない」とか言い出して、学校を休む伏線をはっている。今朝も、少しはよくなったものの「痛い」と言って、すっかり学校を休むつもりになっている。どうしたものかと悩んだが、菌が出たらしいし、足首を痛がっているので紫斑病の再発だったらまずいと思い、結局学校を休んで病院へ連れて行ったのであった。だけど、食欲はあるし元気そうだし...(苦笑)。
今日の担当はS2先生であった。検査の結果を聞く。喉の菌は溶連菌ではなく、インフルエンザ菌であった。インフルエンザというのはウィルスだとばかり思っていたが、菌もあるのだそうだ。髄膜炎を起こすこともある菌らしいが、普通の抗生物質が効くし、量的にも(1+)であまり多くないので心配いらないとのことであった。溶連菌じゃなくてほっとした。
血液検査の結果も特に問題はないそうである。マイコプラズマ疑惑はどうなったのだろう?
そして、足首の痛み...どうやら、痛がるところに何かができているらしい。S2先生は横文字のなんたらと言っていたが、ようするに水が溜まったようなものがあるようなので、あまり痛がるようなら整形外科を受診しろとのことであった。とりあえずは紫斑病と関係なくてよかった。
喉が痛いのは、予想通り喉が赤いそうで、金曜日に受診した時は喉は赤くなかったのだが、また新しい風邪か?咳痰の薬(ムコサール、ホクナリン、アスベリン)が明後日まであるが、これに喉の炎症を鎮める薬(トランサミン)を加えた処方で5日分出してもらった。薬が2日分余ってしまった。
長介、今日は学校へ行けたんじゃないか?



2000年12月15日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (+−) (+−)
血尿

(10〜15)

(20〜30)

長介、熱はないのだが一昨日くらいから咳をし始めだんだんひどくなってくる。その咳も痰がからんだようではなく乾いた感じのコホンコホンという咳である。それで、放課後慢性病外来へ連れて行こうと思っていたのだが、朝、頭が痛くて起きられないとか言うので、結局学校を休んで午前中に連れていった。今日は午前中の外来も主治医のE先生である。
蛋白尿は突然きれいになった。よかった。咳が出始めたということで診察したが、喉は赤くないそうである。この通院日記を読み返してみて気付いたのだが、長介は10月の始めくらいから夜、熱が出て朝には下がっているというのを定期的に繰り返している。何か変だ。その事を言うと、しばらくしてないしということで血液検査をすることになった。前回の溶連菌の検査結果はまだ出ていなかったが、E先生は、
溶連菌とは違うと思いますよ」
と言った。今出ている咳は、マイコプラズマかもしれないということだ。マイコプラズマは熱が出ないことも多いそうである。頭痛は、本人が「ここ」と指差すところを診てくれたが、どうも外側が痛いらしい。ぶつけたかなにかしたのかもしれない。
薬は抗生物質のジスロマックが3日分(でも7日効く)と咳痰の薬(ムコサール、ホクナリン、アスベリン)が7日分。それに、いつものテオドールアレジオンが年末に切れるので出してもらう。あとアルデシン。薬がいっぱい。

今日は三太も受診する。先週の薬を火曜日に飲み終わったが、咳がすっきりしない...と思っているうちに咳はひどくなり鼻水も出て、今朝はついに熱である。朝、37.9度。病院で38.4度。診察の結果、こちらは喉の熱だそうである。これからまだ上がる可能性もあるので、お風呂は禁止。
それと、三太の歩かない発達障害疑惑の件はE先生にも伝わっていた。歩行開始は1才半くらいまでは大丈夫だそうだ。でも、リハビリ室の方から若干左右非対象があるという報告があり、E先生にもふくらはぎの筋肉を診てもらうと、やはり柔らかいそうである。血液検査の結果、現在異常がなくても絶対大丈夫というわけではないので、これから様子をみていきましょうということになった。



2000年12月12日(火)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+)〜(2+) (2+)
血尿

(15〜20)

(25〜30)

長介、昨夜突然の発熱38.6度。食事も取らずに寝て、11時頃起きた時には38度であった。今朝は平熱で気分もそれほど悪くないようだが、学校を休み病院へ連れていく。
今日の担当はS先生。前回も微熱のみで受診しているので、
「たまには、溶連菌の検査をしておこうか」
ということになった。最近多いのだそうである。溶連菌の場合、熱はあっさり下がることもあるし、出ないこともあるそうだ。紫斑病の原因という説もある。薬は抗生物質(ケフラール)5日分。

さて、会計の時のことであるが、受けた検査の結果、菌が出たらさらにお金がかかるので、その時は電話で連絡すると言われた。結果に関係なく検査の手間は一緒だと思うのだが、無意味に検査をして儲ける病院の防止策だろうか?



2000年12月4日(月)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 なし (1+)
血尿

なし

(30〜40)

長介、今朝だるくて起きられないと言うので、熱を測ると37.6度。三太も昨夜38.8度だったので、学校を休み二人病院へ連れて行った。
というわけで、早朝尿はない。来院時尿は、前回より蛋白は少し良いが血尿が増えている。せっかくマイナスだったのに...。
今日の担当はS先生。金曜日のインフルエンザの予防接種の影響ですか? と聞いてみたところ、まれにそういうこともあるが、喉を診て「風邪でしょう」ということであった。長介は微熱以外症状がないので、 抗生物質(ケフラール)4日分。

三太は、今朝は熱が37.3度に下がったものの咳をしている。ということで、抗生物質(ケフラール)と咳の薬、4日分。



2000年12月1日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+) (1+)〜(2+)
血尿

(0〜1)

(2〜3)

尿は蛋白はまだあるものの血尿がほぼマイナスになった。
喘息の調子もまあまあ良いので、テオドールが1日300mgから250mgに減る。
長介はこのところ、毎日のように食後に胃のあたりが痛いという。その事を言うと胃炎と言われた。おへそのあたりが痛いというのはよくあるそうで、長介も以前の腹痛はそうだったのだが、最近のは明らかに胃のあたりだ。ということで、胃の薬(マーズレン)が7日分出る。薬は他にいつものアレジオン
それと、今日はインフルエンザの予防接種も受けた。次郎も一緒である。これは、4週間後にもう一度受けなければならない。年末ギリギリだ。

(おまけ)
次郎は丈夫でめったに医者にかからないので、診察や注射に慣れていない。喉の診察も大騒ぎ。注射器を見ると大暴れ。看護婦さんと私とで押さえつけてやっと注射したのだが大泣きである。そして、終わって一言...
僕の大切な腕なのに...
笑いました。



2000年11月13日(月)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 なし (2+)
血尿

なし

(90〜100)

長介、昨夜はぐったりしてごはんも食べずに寝てしまったが、今朝は、すっきり目覚めて熱もない。しかし、頭と喉とお腹が痛いという。朝食も食べない。昨夜の今日なので、学校を休み病院へ連れて行く。 早朝尿は、うっかりして採れなかった。珍しく早起きしたので、気が付いた時は出した後だった。
今日の担当はS先生。症状を言うと、
「今、よくある風邪でしょう」
とのことである。尿検査の結果を見て、
「変わってないですね。いいでしょう」
と言われたが、たまたま前回から悪いのであって、変わっているぞ。でもって、尿検査の用紙に何やら手書きで「円柱なんたら(+)」と書き加えられており、S先生、赤ペンで波線を引いている。しかし、説明は何もなかった。聞けばよかったかな?
このまま熱が出なければ、明日から学校へ行っていいそうである。私が、
「マラソンが始まるんですけど、どうですか?」
と聞くと、
「まだ、無理をしない方がいいでしょう」
と言う。どうも、この冬ずっとの話らしい。軽く走る程度ならよいが、競うようなマラソンはやめておいた方がよいとのことであった。腎炎のためである。
薬は昨日と同じ抗生物質(クラリシッド)が4日分。



2000年11月12日(日)

長介、発熱である。午後から「だるい」と言い出し、その時は37.5度であったが、かなり具合が悪そうである。少しでも早めに薬を飲ませた方がいいだろうと、夕方、救急外来へ連れていった。病院では熱は39度まであがっていた。寒いという。三太の風邪が移ったのかもしれない。いや、きっとそうだ。
今日の担当医はS2先生であった。熱以外の症状はないので、抗生物質(クラリシッド)を1日分もらって帰ってきた。



2000年10月26日(木)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (2+) (2+)
血尿

(50〜60)

100以上

長介、不調である。
一昨日の夜、だるいと言うので熱を測ると37.6度。昨日は学校を休んだが、熱はないし昼から夕方には元気。しかし、夜再びだるいと言うので熱を測ると又37.6度。夜は少し苦しくなるらしく、ホクナリンテープを貼ってくれと言うので貼っている。そこで、今日も学校を休んで病院へ連れて行くことにした。
朝のおしっこを検査すると、血尿が強陽性。案の定、病院での検査も悪かった。このところ、蛋白(+−)〜(1+)で安定していたのでこのまま腎炎も治っていくのかと思っていたが、やはり風邪で悪化する。
それと、長介はだるいの他に、足首が痛いとかお腹が痛いとか頭が重いとか力が出ないとかいろんなことを言う。足首やお腹は、紫斑病かも?ということで心配だ。E先生にそう言うと、他の症状...つまり紫斑...がないのでなんとも言えないそうである。じゃ、精神的なものから来る「気のせい」かというと、痛みのある原因はいろいろ考えられるので、そうとも言えないらしい。結局、足首やお腹の痛い原因はわからなかった。
診察の結果、喉が少し赤いということで抗生物質(クラリシッド)と咳の薬(ムコサール)が5日分出た。本来の通院日は来週の金曜日なのだが祝日なので、いつもの薬ももらう。テオドールアレジオンテオドールは1日3錠を朝夕2回で飲むので、薬局で1.5錠ずつ袋に分けてくれる。しかし、長介は不器用なので袋を開ける時によく薬をばらまく。そこで、
朝1錠、夜2錠という飲み方ではまずいですか?
と聞いてみた。夜に悪くなるような場合にはそういう飲み方もすることがあるそうだが、血中濃度を一定にするために、同じ量を飲んだ方がいいらしい。朝、飲む量が少ないことによって夜悪くなるかもしれないという説明であった。それならしかたがない。まぁ、粉じゃないからばらまいたら拾えば済むことだ(笑)。
薬は他にアルデシンホクナリンテープ。薬がいっぱい。



2000年10月6日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+) (1+)
血尿

(23〜25)

(25〜30)

長介はもらった薬を飲みつつ水、木と普通に学校へ行ったが、昨夜また「具合悪い」というので体温を測ると37.8度。今朝は平熱だったが、学校を休んで午前中に病院へ行った。
尿は、若干悪くなっているが、それほどでもない。高熱が出たわけじゃないせいかと思ったが、E先生曰く、腎臓に影響する菌とそうでないものがあるらしい。
扁桃腺が片方腫れて膿があるそうだ。ケフラールがさらに3日分出た。あとはいつもの、テオドールアレジオン

今日は三太も診てもらう。先週、近所のS小児科にかかって薬を3日(火)の朝まで飲んでいたが、咳がおさまらない。この咳はもう10日以上になる。そして、昨夜39.3度の高熱。しかし、熱は診察前には37.7度に下がっていた。
聴診器を当てると、喘息の音ではないが左で音がするのでレントゲンを取ることになる。レントゲン室では赤ちゃん用の台にくくりつけられ私は部屋から出されてしまった。技師の人が「泣くのはしかたないですから...」と言っていた通り、三太の激しい泣き声が響く。写真を待つ間、だんだん不安になってきて、肺炎で入院なんて言われたらどうしよう、と考えた。付添いということになれば、何かと大変だ。しかし、幸いなことに、レントゲンの結果はたいしたことはなく、軽い気管支炎ということであった。 3日飲んだら1週間効くというマクロライド系抗生物質ジスロマックと、咳、痰、鼻水の薬が出る。

おまけ...会計を待っている間に、長介の奥歯が抜けた(笑)。ティッシュを噛ませたが出血が多くてすぐに真っ赤になってしまう。そこで、小児科の受付に戻って、脱脂綿を下さいとお願いすると、外科まで行ってガーゼをくれた。抜けたのが病院でよかった。



2000年10月3日(火)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (−) (+−)〜(1+)
血尿

(2〜6)

(8〜12)

長介、昨夜、「だるくて学校行けない」と言い出した。食欲もあまりない。今朝の調子を聞くと、やはり具合が悪いと言う。先週から、三太が咳の風邪を引いていて、私もダンナも移ったらしく風邪ぎみである。おそらく、長介も移ったのだろうと思い、熱はなかったが、学校を休ませ病院へ連れていった。
今日の担当はS先生であった。具合が悪いと言っても、熱はなし、咳もまだなし、朝は普通に食べていたし、これといって症状がない。第一、本人があまり具合悪そうにしていない(苦笑)。診察室で、
「夕べから、具合が悪くて学校へ行けないと言っています」
と、そのまま言うと、先生、苦笑いしながら、
「それじゃ、何もわからないよ」
と言った。そりゃそうだ(笑)。結局、喉が赤いということで、ケフラール(抗生物質)だけ出た。どうせ、今週は通院日である。それまで、風邪がひどくならなければその方がよい。とにかく、風邪は腎炎にも喘息にも大敵だ。
帰宅後の長介は元気である。明日は学校へ行くだろう。



2000年9月8日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (+−) (1+)
血尿

(2〜5)

(4〜10)

長介、 4週間ぶりの受診である。なんだか、ものすごく久しぶりな気がした。実際、久しぶりなのだが...(笑)。
尿は今回もきれいだ。ところが、検査結果を見ると、来院時の潜血が(3+)になっている。テープの検査では、こういう嘘が出ることがよくあるそうである。上の数値は赤血球数を顕微鏡で数えるのでこっちが正解。ちなみに5以下が正常値だそうである。学校の集団検査はテープなので、嘘の結果で受診することがよくあるらしい。
体調はまあまあではあるが、このところ、朝晩少し涼しくなってきたせいか鼻水が多い。診察の結果も風邪ではなく、アレルギー性鼻炎。リボスチンという点鼻薬が出た。結局、この4週間かゆみ止めのアタラックスは飲まなかったのであるが、時々背中をかゆがる程度である。このまま、飲ませなくてもいいかな。
薬は他に、テオドールアレジオンアルデシン

今日は、三太も診てもらう。昨日から発熱である。昨夜38.8度、今朝37.2度、来院時37.4度。鼻水が少し。ご機嫌はすこぶる良いのであるが、喉が真っ赤だそうで、これから又熱が高くなるかもしれないと言われた。薬は抗生物質咳、痰、鼻水の薬が出た。



2000年8月11日(金)
尿検査 早朝尿 来院時 畜尿(7/28)
蛋白 (+−)〜(1+) (1+) 17mg/日
血尿

(−)

(−)  

長介、好調である。血尿はついに(−)だし、前回の畜尿の結果も非常によい。正常値は 10mg/日 以下 とのことであるが、ほぼ正常と言ってよさそうだ。ただ、前回、今回とたまたま蛋白が少ないが、前々回までは(2+)が続いていたので、油断はできない。とはいえ、腎炎の方も心配ないだろうということであった。
アレルギー検査の結果も、ダニとネコは相変わらずだがIgEは改善されている。このところの雷でも、昨夜ちょっとホクナリンテープを使ったものの、体調を崩すことなく過ごせた。よしよし。
というわけで、退院以来2週間おきだった通院も4週間おきでよいこととなる(嬉)。アトピーの方も好調で、最近ではあまりかゆがらないので、アタラックスはかゆい時だけ服用すればよいこととなり、テオドールアレジオンは今まで通り。
しかし、診察の結果、喉が赤いそうである。風邪は腎炎にも喘息にもよくないので、風邪薬が5日分出た。クラリシッド、ムコソルバン、ペリアクチン
血液検査の他の結果も、コレステロールがちょっと低いがあとは問題ないそうである。蛋白が増えてくるとコレステロール値も上がってくるらしい。こちらは控えはもらえなかった。
薬局へ行くと、他が28日分なのにアタラックスだけ14日分なのでチェックが入る。聞けば、かゆみどめの薬は眠くなるそうで、朝まで薬が残っているとボーっとすることがあるそうだ。そういえば、長介は毎朝、寝起きが悪くてボーっとしている(笑)。ゲームや夜更かしのせいとばかり思っていたが、薬の副作用もあったのかもしれない。



2000年7月28日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 なし (1+)
血尿

なし

(5〜10)

今回は、畜尿があったため早朝尿はなしである。畜尿は、朝の時間を決めて排尿。その次の尿から溜め始めて翌朝の同じ時間に採尿しておしまい。つまり、ちょうど24時間、腎臓が作った尿を採る。検査には時間がかかるので、すぐには結果は出ない。しかし、来院時の尿がいつもよりよい。尿量も620ccと少ないので、1日の蛋白量も少ないと思われる。
次に予定通り採血をする。前回、E先生がオーダー伝票を切って、カルテにはさんであるので、受付後、看護婦さんの指示で検査室で採血する。今日は、初めから本人に言い聞かせてあったので、いやがったりしなかった。
診察は、特に問題なし。
しかし、長介は最近、疲れやすくて「疲れた、疲れた」を連発している。今朝も、なかなか起きられないので、8時におしっこだけ採って
「疲れているならもう少し寝ていてもいいよ」
と言ったら、なんと12時過ぎまで寝ていた。そのことをE先生に話してみたのだが、特にコメントはなかった。血液検査の結果を待たないと、なんとも言いようがないのだろうな。
それと、長介は食後におへそのあたりをよく痛がるのだが、これはよくあることだそうである。食べたことで腸が動き始めると痛みを感じる場合があるが、通常は1〜2年生でおさまってくるそうだ。長介は3年生だぞ(苦笑)。とにかく、食後の「お腹痛い」は心配いらないことがわかって安心した。
薬はいつもの、テオドールアレジオンアタラックス
さて、診察が終わり会計カードを出して待っていると、そこへE先生がやってきた。
「天間さん、ごめんなさい。もう一回、採血します」
どうも、採る量が足らなかったらしい。長介は次郎と外で遊んでいる。すると、先生自ら長介を呼びに行き、長介は先生に手を引かれて診察室へと戻って行った。長介、災難であった(笑)。



2000年7月14日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+) (2+)
血尿

(3〜5)

(15〜20)

長介の体調はまあまあである。
次回、血液検査をするそうなので、ずっと気になっていたことを質問する。
「この血液検査で腎機能のこともわかるんですか?」
すると、
「血液検査のクレアチニンとかの数値が下がってくるようでは、腎機能はすでに半分くらいになっていて、それは大変なことですよ、お母さん。」
と言われた。以前、腎生検を受けるために(結局受けていないが)通ったK病院での血液検査で、腎機能が少し落ちていると言われたのだが、その事を話すとE先生ものすごく驚いて、
「こっちの検査では、長介君の腎機能は全くの正常値ですよ。僕はちょっと信じられない。」
と言われてしまった。まぁ、それも1年も前の話だから、次回ちゃんと検査してくれるだろう。
それと、久々に畜尿の検査もすることになる。この病院では畜尿のために、50分の1ずつためるシリンダーを貸してくれるのだが、実際にはビーカーに全部ためた方が簡単なので、そのシリンダーはお断りした。シリンダーを使うと毎回尿量を記録しないといけないが、ビーカーなら最後に総量を見ればよいので簡単なのである。
薬はいつもの、テオドールアレジオンアタラックスアルデシン




2000年6月30日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+) (2+)
血尿

(20〜25)

(30〜40)

いつもより、ちょっと遅れて病院へ到着。長介は、天気が不安定なせいかちょっとゼイゼイする日もあったが、まあまあである。診察でも、特に問題はなかった。
身長、体重、血圧を測ることになる。が、血圧は測定器(水銀をポンプで上げるやつ)が壊れていて次回となる。夏休みに血液検査をするそうだ。
血液検査で思い出して、「凝固因子」について質問してみた。実は、長介も入院中に検査してあって、やっぱり下がっていたらしい。紫斑病では、たいてい下がるのだそうだ。で、その凝固因子を注射するという治療もあるが、腎臓に悪い影響が出るとも言われていて、医師でも意見が分かれるのだそうである。そして、腎臓の専門医は凝固因子治療はやめた方がいいというのが多数派らしい。凝固因子治療というものがあるとは知らなかったし、こっちは検査の事を聞いているのに、E先生は治療法の質問だと思ったらしく、なんか話が噛み合わず、よくわからなかった(笑)。でも、長介も検査してあったことが判明して、ちょっと安心した。だからどうということはないのだが...。説明がなかったのは、医師の方であまり重要な検査と考えていないということか?
薬はいつもの、テオドールアレジオンアタラックス




2000年6月9日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (2+) (2+)
血尿

(15〜20)

(30〜40)

このところ、長介の調子があまりよくない。月曜日には、友達の家に遊びに行って帰ってきたら、少しゼイゼイしている。その子の家には猫がいるので、しばらく行くのはよして遊ぶ時は来てもらうようにした。火曜日からは下痢。回数は多くないがユルユルである。水曜日には学校へ行ってすぐ下痢で保健室から帰されてきてしまった。そして今朝。足が痛くてだるくて起きられないというので学校を欠席。午前中に病院へ行く。
診察の結果は、喉も胸もなんともないそうだ。しかし、今、下痢が多いそうである。暑くなって冷たいものをたくさん飲むので胃腸が弱るらしい。時々、みぞおちあたりを痛がると言うと、胃腸炎があれば当然痛むそうである。この胃腸炎が紫斑病と関係があるかどうかはわからない。というか、医者は何も言わなかった。
あと鼻炎がひどい。目の回りもアトピーで真っ赤だ。アレルギーが出やすい状態になっているのかもしれない。
足は左足の足首とふとももの付け根あたりが痛いという。E先生曰く、
「長介君が足が痛いのは心配だなぁ」
私も心配です。足を痛がったりだるいと言う時は、無理をせず自宅で安静にしているようにと言われた。紫斑病再発じゃなければいいのだが...。
薬は、整腸剤(ビオフェルミン)とお腹の抗生物質(ホスミシン)を4日分。いつものアレジオンアタラックステオドールは1日200mgを300mgに増量。2週間後と4週間後の金曜日は用事で行けないので、サイクルをずらすために3週間分出してもらった。




2000年5月26日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+) (1+)〜(2+)
血尿

(5〜10)

(5〜10)

血尿の数値はいい加減である。すごくきれいになったという印象だけで、数値を覚えてくるのを忘れた。なぜかというと、今日は診察の前におたふくの予防接種を受けて、なんだか混乱していたのである。
予防接種はカルテも別で、尿検査の結果が出る間に他の先生が予診&接種してくれた。受付で、なじみの看護婦さんと「次は日本脳炎ね」という話になり、日本脳炎は4年生で通知が来ると聞いていたのでのんびり考えていたら、それは2期で、長介は今まで1回もやっていないので、それまでに1期を済ませないといけないと言われてしまった。忙しい。
診察の方は、特に問題なし。プールもOK。目の回りに湿疹が出ているので、E先生に
「長介君は、まだ泣くの?」
と聞かれていた。半分冗談である。学校から出ている「眼瞼炎」の診断書を書いてもらう。
薬はいつもの、アレジオン、テオドール、アタラックスアルデシン。それにネオメドロールという眼瞼用の軟膏。あと、E先生にはホクナリンテープはあるのでいらないという話をしたのに、たぶん事務の手違いで処方箋に書かれていた。薬局では「確認しましょうか」と言ってくれたが、さらに時間がかかるのも面倒だし、あって邪魔にもならないのでもらっておいた。

ところで、昨日から三太が咳をしている。熱もない。食欲もある。機嫌もよい。で、今日は診察券を出さなかったのだが、行きの車の中で
「三太の診察どうしようか」
などと言っていたので、長介が
「三太は?」
と聞く。それで、
「どうしました?」
「いえ、昨日からちょっと咳が...」
「診察して薬が必要なようならカルテを出してもらいましょう」
ということになり、その場で診察してくれた。喉が赤いそうだ。これから熱が出るかもしれないということで、抗生物質咳、痰、鼻水の薬が5日分出た。三太、また風邪だ。




2000年5月12日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (2+)〜(3+) (2+)〜(3+)
血尿

100以上

100以上

昨夜から発熱。夜38.6度、朝37.4度。
今日は遠足だったが、残念ながら欠席。午前中に病院へ行く。尿検査は蛋白、血尿ともに多い。扁桃腺が真っ赤なので、また熱が高くなると言われた。
薬はいつものテオドールアレジオンアタラックスに、抗生物質咳、痰、鼻水の薬が5日分。
ところで、薬は院外処方なので、医師が書いた手書きの処方箋が病院の事務でコンピュータで印刷され、それを薬局に持って行く。今日は薬局で、テオドールとアレジオンが28日分出ていると言われたが、E先生からそんなことは聞いていない。それに、アタラックスは14日分だから、それも変だ。アタラックスだけもらいに2週間後に来なくちゃいけない。ということで、薬剤師さんに病院に確認してもらうと、14日分の間違いであった。最近、医療事故が多いから、些細なことでもこうしてチェックできるのは安心である。

今日はついでに三太も診てもらった。こっちは一昨日から熱である。一昨日38.3度。夕べ38.6度。今朝は37.5度。やっぱり扁桃腺が真っ赤で、長介と全く同じで量だけ違う抗生物質咳、痰、鼻水の薬が出た。耳切れがあるので、やはりアレルギーの体質だろうと言われる。長介と三太は似ているようだ。




2000年4月28日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+) (2+)〜(3+)
血尿

(10〜12)

(20〜25)

来院時の蛋白が増えている。動くと増えるということらしい。おしっこが濃いせいもあるとのことなのだが、比重は早朝1.030、来院時1.032である。朝と比べて濃くなっているとも思えない。
ところで、長介も次郎もおたふくの予防接種は受けていない。この時間、隣で予防接種をしているので、待ち時間に気になって看護婦さんに聞いてみた。おたふくの予防接種は学校や保健所からの案内通知はこないそうだ。E先生に相談してみると、やはり受けておいた方がいいらしい。後遺症も問題だけど、熱が出るから腎臓の方も心配だ。というわけで、次回の時受けることにした。
ひじとひざの裏のアトピーがひどいので、そういうと、軟膏療法でよくなるはずだと言われてしまった。あまりひどくするとトビヒになるとも言われた。つける回数や量が少ないのかもしれない。というか、長介が自分でしょっちゅうつけているので任せておいてしまった。ちょっと、チェックしよう。
薬はいつものテオドールアレジオンアタラックス




2000年4月14日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+)〜(2+) (1+)〜(2+)
血尿

(10〜20)

(10〜20)

尿所見は元に戻った。それにしても、経過が長い。
風邪も治って、長介は好調である。アトピーも少し良くなっているような気がする。ということで、今日はいつもの薬をもらってきた。
テオドールアレジオンアタラックスアルデシン




2000年4月3日(月)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (3+) (3+)
血尿

(3+)

(3+)

昨夜、発熱、39度。今朝、37.4度。診察前、37.9度。
月曜日の午後は、主治医であるE先生のアレルギー外来があるので、通院日ではなかったが、わざわざこの時間に行った。
おしっこは、見ただけで血尿とわかる色。尿検査には時間がかかるので、結果が出る前に診察した。のどから来る風邪ということであった。金曜日に受診した時、
「風邪の方が恐い」
と言われたそばから風邪を引いてしまった。
長介、学校が始まる前に完全に治るよう、家でおとなしくしていなさいと念を押されている。
薬は5日分、クラリシッドという抗生物質とペリアクチン、ムコサール、アスベリンの咳、くしゃみ、鼻水、痰の薬が出た。
診察が終わった直後に、尿検査の結果が出る。蛋白3+は、年末に熱を出した時以来である。ただ、おしっこが濃いので、検査結果も強く出るということもあるらしい。
熱が下がって、元どおりになるとよいのだが...。



2000年3月31日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+) (2+)
血尿

(5〜10)

(15〜20)

最近の長介は、比較的好調である。毎日、元気に外へ遊びに行く。
しかし、アトピーがひどい。首のまわり、ひじ、ひざの裏。入浴前にイソジンを塗ったりしているが、傷になってかさぶたができている。喘息の方は、昨日、一昨日と、外で走り回った後、ちょっと苦しそうにしていたが、発作にまでは至らなかった。
ということで、薬はいつものテオドールアレジオンアレジオンは鼻炎に効くということだったが、最近は湿疹の方がひどいのでジルテックの方がよいのではないかと思ったのだが、聞くとアレジオンも湿疹に効くのでこのままでいいということである。でも、背中などやたらにかゆがる。そこで、アタラックスというかゆみ止めの薬が出た。寝る前に飲むそうである。後は、念のためにホクナリンテープ
ところで、長介はまだ空手に未練がある。前回S先生にダメだと言われたのだが、E先生にも聞いて見たいという。じゃ、ダメモトで聞いて見よう。
すると、なんと許可が出た。空手は喘息にもいいので、取っ組み合いのような激しい運動は困るが、型をやる程度ならやっていいそうだ。長介、大喜びである。私が「腎炎の方は大丈夫ですか?」と聞くと、動いたからといって蛋白が増えているわけでもないし、どちらかというと風邪の方が恐いので、空手で抵抗力がついてくればその方がいいらしい。しかし、あまり激しいのも問題なので、どんな様子か知らせて下さい、とのことであった。




2000年3月17日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+) (1+)
血尿

(2+)

(3+)

今日は、主治医のE先生がお休みということで、救急外来のS先生だった。
長介は、月曜日の夜37.4度の微熱を出し、火曜日は学校を休み、その後、声がかすれて出なくなっている。鼻も出ている。春先に多い風邪ということで、抗生物質(サワシリン)と鼻水を抑え(ペリアクチン)、痰を切る(ムコサールDS) 薬が出る。あとは、いつものテオドールアレジオン
実は、最近長介は空手を習いたがっている。友達がみんな習い事をしているのがうらやましいらしい。慢性腎炎があるので空手はどうかと思うが、一応
「お医者さんがいいといったらね」
と答えてあった。で、長介は今日先生にきくつもりであったのだが、自分で聞ける性格ではないので、私に
「ねぇねぇ、聞いて」
とコソコソ言う。今日はE先生じゃないので、どうかとも思ったがS先生も気付いて
「何?」
とか言うので、
「あの、空手を習いたいって言うんですけど...」
ときいてみた。案の定だめだった(笑)。
「別に今から習わなくても、もっと大きくなってから始めても十分強くなれるよ」
長介、説得されている。本人も、あまり期待はしていなかったらしく、あっさりあきらめたようだ。




2000年2月25日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (2+) (2+)
血尿

(2+)

(2+)

昨夜、 「だるい、学校行けない」という長介。今朝も同じ。熱はないけど、ずっと足が痛いとも言っているし、学校休んで病院へ行くというのでそうすることにした。
通院日ではないが、今日はE先生担当である。「足首が痛い」という訴えに診察。右足は触ると痛がるが左足は平気である。痛がる場所は骨の上。打ち身捻挫の類らしい。
「あぁ、よかったなぁ」
E先生、本当に嬉しそうだ。紫斑病なんてことになったら、私も嫌だ。
他を診察しても、特に悪いところはないらしい。E先生は、
「長介君、学校行けるよ」
と言うが、長介は不満そうだ。「行けない」とブツブツ言っている。
「学校でケンカでもしたんだろう」
と、E先生。私もそんな気がします。結局、抗生物質が1週間分出た。疲れている様なので予防の意味かもしれない。いつもの薬テオドールアレジオンを2週間分とアルデシンももらったので、何もなければ次は3週間後である。ラッキー!
ついでに、腎機能について質問してみた。
「長介の場合、腎機能が落ちてるようなことはないですか?」
この病気に関して言えば、尿検査を続けているのに、いつのまにか腎不全になってるということはありえないそうである。でも、たまには血液検査くらいして欲しいなぁ。親の気休めにしかならないんだろうけど...。
診察が終わって、長介になぜ学校に行きたくないのか、いろいろカマをかけてみた。すると、今日の5時間目に6年生の絵を描くことになっているが、恥ずかしいから描きたくないことを白状した。今日の病気は学校行きたくない病であった(苦笑)。




2000年2月18日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (2+) (1+)
血尿

(2+)

(+−)

尿検査の結果が、来院時より早朝尿の方が悪い。前回から検査室のシステムが変わって、看護婦さんは
「逆じゃないかって言ったんだけど、向こうはこっちが朝だって言うのよね」
と言っていた。私も逆のような気がする。ま、このシステムは不評で、次回から元に戻るそうである(笑)。
長介は今朝、「だるい。足首が痛い。」と言って、学校へ遅れていった。その事を医者に言ったのだが、紫斑も出ていないし特にどうということもなかった。ひねったかなにかしたのかもしれない。
喘息は、ずっと調子いいのでテオドールが減る。今まで、50mg/錠を1日5錠、250mgだったのが200mgになり、100mg/錠を2錠になった。早い話が、1錠が大きくなったんである。こっちの方が安いそうだ。
湿疹がひどいので、また軟膏が出る。前回と同じ。まだいっぱいあるのに。塗り方が少ないんだろうか?
薬はあとアレジオン。そう言えば、鼻のズルズルは最近気にならなかった。




2000年2月4日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+)  
血尿

(1+)

 
今日から、検査室のシステムが変わったとかで、尿検査の結果はコンピュータからプリントアウトされた「緊急検査仮報告書」というのが出てきた。でも、1枚。来院時はどうした?
最近の長介は、喘息は出ないが湿疹がひどい。乾燥してカサカサしたところを掻き壊して傷だらけである。あと、鼻もズルズルして詰まった感じ。診察の結果、アレルギー性鼻炎であろうということで、アルデシン点鼻薬が出た。それと、ジルテックがアレジオンという抗アレルギー剤に変わった。抗アレルギー剤はいろいろあるが、ジルテックはかゆみに、アレジオンは鼻炎に効果があるらしい。E先生も花粉症でアレジオンを飲んでいると言っていた。湿疹がひどいので、1ランク強いステロイド軟膏が出る。今までのはアルメタ&フェナゾール。今度のはザルックス&フェナゾール。薬は他にテオドール5錠/日。
次郎の便培養の結果は「異常なし」であった。結局、カニ事件は何事もなく終わった。
次郎も熱と咳で診てもらう。インフルエンザにしては熱が高くない。今日は37.5度。抗生物質と咳、鼻水、痰の薬が出る。
三太も診てもらったが、通院日記は別にしよう。



2000年1月25日(火)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+) (2+)
血尿

 

(3+)
昨日から、お腹が痛いと下痢をしていて、夜には頭も痛いと言うので病院へ。
実は、次郎も下痢をしていて1時間おきくらいにトイレへ行っている。三太も右目に目やにが出ている。というわけで、三人まとめて診てもらうことにした。
今日は、通常外来なのでS先生だった。この先生は、尿検査の結果をちゃんと見せてくれない。蛋白を確認したところでしまわれてしまった。血尿の方は、先生が「3+です」と言ったのだが、早朝尿だか来院時だかわからない。
実は、長介と次郎の下痢には不安があった。日曜日(おととい)、近所の子達と公園に行って、「冬眠中のカニは食べられるんだ」という話になり、池のカニ(5mmくらい)を採ってみんなで食べたんだそうである。詳しいことは「戯言」にゆずるとして、食中毒かもしれない。それにしては元気なので、風邪かもしれない。
S先生にそれを言うと、長介は「それは、毒を食べているようなもんだ」と言われていた。あたりまえである。
原因はよくわからないので、長介も次郎も抗生物質と整腸剤が出た。次郎は咳もしているので、咳の薬が追加。さらに、下痢のひどい次郎の方で、便培養の検査をした。変な菌が検出されたらいやだなぁ。結果は1週間後。長介の通院日についでに聞いてこよう。
三太は、ついでであったが、また喉が赤いということで抗生物質が出た。でも、元気そうなので飲ませなくてもいいかな。
それにしても、三人まとめての受診は大変であった。



2000年1月14日(金)

朝、お腹が痛くて学校へ行けないと言う。その後、下痢。消化不良なら、出すものを出せば治るはずだ。しかし、3日前に血便が出たことも気になっていたので、学校を遅刻し病院へ連れて行くことにする。というわけで、早朝尿が採れず今日は尿検査はなかった。
血便は、3日前の夕方、「ウンチもらしちゃった」と言いながら、何度もパンツを取り替えているので、そのパンツを見ると透明な粘液に血液が混ざったものがついていた。しかし、翌朝にはもう治っていたので、様子をみていたのであった。
風邪だそうだ。お腹にくる風邪で血便が出ることもあるそうである。下痢の後、お腹が痛いのは少し治ったと本人が言っているので、たいしたことはないと思っていたが、診察してみると「おなかがかなり張ってますね」と言われてしまった。牛乳とお菓子、脂っこい物は食べないようにとのこと。
前回のアレルギー検査の結果が出る。 ネコが最高値になっている。仲良しの友達がネコを飼っていて、そこに毎日のように遊びに行ってるからだと思う。そのことを言うと、「それはダメだ」と言われた。そりゃそうだ。でも、遊びに行ってはいけないとは言われなかった。天秤にかければ、今のところ友達の方が大事だ(と、私も思う)。
IgEは1600から1300に下がった。しかし、この程度では良くなったともなんとも言えないそうだ。ネコがなければ、もっと下がるだろうとも言われた。ちなみに、アレルギーのない子は普通100以下。喘息のある子で平均1500くらいだそうである。
喘息は、頻繁にホクナリンテープを貼っているというと、テオドールが増量になった。
薬は、抗生物質と整腸剤が4日分。テオドール、ジルテック、ホクナリンテープが14日分。
いつもの薬が1週間分残っているので、なにもなければ、次回は3週間後でよい。ラッキー。




2000年1月7日(金)
尿検査 早朝尿 来院時
蛋白 (1+)〜(2+) (1+)〜(2+)
血尿 (12〜15) (20〜23)

尿所見はあいかわらずである。ということで、E先生が突然「アンギナールは止めましょう」と言った。この薬、もう1年以上も飲み続けているのに変化がない。ということは効果がないということらしい。これで、昼に飲む薬がなくなった。うれしい。
しかし、悪くもなってない代わりに良くなっているようにも見えない。E先生は少しずつ良くなっていると言うのだが、本当に「少しずつ」である。この調子では、いつ蛋白も血尿も消えるのか見当がつかない。自覚症状が何もないのでこのまま様子を見るということなのだが、本当に様子を見ているだけで大丈夫なのだろうか?
診察の結果は、喉も胸もなんともなかった。ずっと風邪ぎみだと思っていたのは、鼻炎だったらしい。E先生が「そろそろ、スギ花粉の鼻炎も出てくる頃ですから。」という。でも、長介には花粉アレルギーは特に出ていない。そういうと、先生はカルテを見て、「う〜ん、この年齢でスギ花粉がこんなに低いのも珍しいですね」と言う。なんじゃそりゃ。
アレルギーの血液検査は1年に1回くらいした方がよいという事で、急きょ採血をした。長介は嫌がったが、「入院中は毎週してたんだから、それに比べたら1年に1回くらいいいでしょ」と言うと、おとなしく説得された。去年、泣いて暴れたことを考えると大きな成長である(笑)。
採血のために腕をまくると、ひじの内側にカサカサした湿疹が出ていた。「軟膏を塗った方がいいですよ」と言われる。はいはい、すみません。ほうってました(苦笑)。
病院の会計は、いつもは小児慢性疾患の公費があるのでタダなのだが、今日はいきなり8850円も請求された。びっくりした。血液検査の検査料である。持ち合わせがあってよかった。
薬は、テオドール、ジルテック、アルデシン。



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