2000年3月21日(火) 男気
「オトコギ」である。
土曜日は、次郎の保育園の卒園式であった。式の後は、先生と園児とお母さん(お父さんでもいいが)で、ささやかなお別れ会。式が終わって、園児退場。父兄が記念品を受け取っている間に、準備が進められ、やがて、
「お母さん方も、会場の方へどうぞ」
と呼ばれる。 会場では、テーブルの片側に園児が座り、その向かいがそれぞれの父兄の席となる。教室に入ると、席についた子供達がガヤガヤと騒がしい。次郎を探す。いた。次郎も私に気がついて手を振る。そして、私が近くまで行くと、次郎が友達に私を紹介してくれた。
「これ、おれのかあちゃん」
へ? いつもはぼくのママである。「おれ」は時々言っていたが、「かあちゃん」は言ったことがない。見栄か? それにしても、「これ」はないだろう、「コレ」は...(苦笑)。
そして、今日はお泊り保育である。最後に、みんなで保育園に泊まって楽しく過ごしましょうという企画だ。マメな保育園である。
今朝、次郎を送り出す時、あまり心配してはいないのだが、言ってみる。
私 「次郎君、お泊り大丈夫? パパ〜ママ〜って泣かないでね」
次 「ぼくは男の子だから、泣くわけないじゃないかー!」
私 「え〜? ママは次郎君いなくて、淋しくて泣いちゃうかもしれない。え〜ん(泣きまね)」
次 「男の子は泣かないの。女の子は泣くの。ママは女の子だからね」
そのわりには、毎日よく泣いているぞ(笑)。