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投稿時間:22/06/06(Mon) 15:31
投稿者名:直人
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タイトル:Re^3: お礼 さらに教えて頂けますか

「完全治癒に如何するか」
神経症と言うものは「治す」努力、願望、思考が神経症を作り、持続悪化させているので、これを完全にやめる必要があります
どうすれば「治す」を止めれるかだが、これを行う為の方法も技術も理論もありません、外から持ってくる事もできません
やはり体験により、自覚するしか無いと思います。
体験とは何をするかと言えば、人生そのもので生きる事です、これを苦しきは耐え悲しくは辛抱して懸命に実行するしかない
精神的な苦痛を無くするとか、自分を治し変えて立派にして生きるとかは厳禁であり、耐えて辛抱して生きるしかない
こういった事が上手くできたら、体験、自覚が成功するかもしれない、ただ必ず成功するとは限らず狭き門です。

森田博士の著書より
「心理的説明は、ここで強迫観念の治った人にはよくわかるが、しかしこれが理解ができたからとて、直ちに治るのではない。
理屈でわかるよりも体験ができさえすれば治り、治りさえすれば、理諭は容易にわかるようになるから、体験を先にするほうが得策である。」

「神経質の症状を治すという事については、まず最も大切な事は、自分の病を治す事を忘れねばならない。これを忘れない間は、決して治らない。
例えば肺尖カタルでも肺のほうばかりに治療がこだわっている間は治らないが、身体が全体に健康になれば治る。神経質も精神が健全になり
人生観が正しくなれば、初めて全快して再発しないのである。すなわちここでは、健全なる精神を養い、正しい人生観をうるような事を目的とすれば
初めて一般の興味と利益とが得られる」


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