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投稿時間:22/06/04(Sat) 23:00
投稿者名:直人
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タイトル:Re^3: 神経症に戻りそうです。

「対人恐怖」と言うものが、どういった原理で何処から発生するかとの理論を初めて発表したのが森田正馬博士です、博士によりますと
「対人恐怖」と言うものが先にあるのではなく、自分のある状態を忌み嫌い、取り除こうとする時には囚われの状態が発生すると言われる
即ち気にする、恐怖する、取り除こうとする作業が始まり、その対応に多くの時間が使われ、思考も能力も使い、取り除く努力をします
すると社会生活が疎かになり、対人関係も上手く行かなくなり、対人恐怖が発生すると言われます、これを神経症と名付けたのです。

この状態を治すには、対人関係の改善では無く、自分が忌み嫌う状態を取り除く等の作業を止めます、持ったまま生きる様にします
すると取り除く時間や、取り除くエネルギーを使わなくなり、治らないとの悩み苦悩も無くなり、自分の能力は100%現実に使う様になり
明るく元気になり、社会生活も人間関係も上手く行く様になります、この過程を、しっかり体験自覚して自分の人生に使い悩みは無く生ます
即ち悩み苦しみが無くなり、明るく元気になり、能力を現実に100%使えるようなると、普通の人と同じになり治癒したことになります
神経症には対人恐怖だけでなく多数の症状があり、それらも同じ様にこの方法で治ると博士は言い、それに良い結果、実績をだしました。

貴方の場合を鑑みると、人との接触で気を使い、上手くやろうとするが中々上手く行かず、人を恐怖したりする心が生じる様ですね
そして家に帰ってきた時にどっと疲れるそうですね、ここで神経症が始まっているが、人間関係は家ではほぼ無いと思われますので
人間関係の疲れはどんどん無くなり、新しく増える事は有りません、すると健やかな時間が発生するはずだが、ここで病んでしまいます
すなわち自分の現状を悲観して悩み将来に不安を覚え、その上自己嫌悪まで起こり、その自分を問題にして家で多くの時間を過ごします
家では人間関係は無いが、自分の人間関係など、自分を問題にして悩み苦しむ状態が続き神経症が発生しています。

こういった苦悩で過ごしたあくる日は、元気なく暗く、より人間関係は上手く行かず恐怖を覚えるのは、人間の普通の心理になります
仕事場などでは、人間関係はより良く行うのが当然の義務なので頑張るが、意識過剰にもなり恐怖も有り上手く行かない現実が多いだろう
しかし家に帰ってから、それらを考える事を放棄して捨て、改善を模索せず、人の当たり前の家での生活をすれば、状況は変わってきます
疲れなく仕事の現場に臨み、人間関係も頑張って行いながら、ここでも症状を考える事を放棄して捨て、改善を模索せず、仕事に精を出せば良い
すると神経症は自然に治り、対人恐怖も無くなって行きます。

森田博士の言うこれが成立します。
「神経質の症状の治ると治らないとの境は、苦痛をなくしよう、逃れようとする間は、十年でも二十年でも決して治らぬが、
苦痛はこれをどうする事も出来ぬ、しかたがないと知り分け、往生した時は、その日から治るのである」


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- 神経症に戻りそうです。 - ハルカリ 22/06/02(Thu) 22:30 No.10133

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