記事No | : 22 |
タイトル | : Re: はからい |
投稿日 | : 2019/05/05(Sun) 11:35:13 |
投稿者 | : happiM |
参照先 | : |
「はからいのない心」というのは、「あるがままの心」という事で、これも言葉にとらわれると、かえって間違いのもとになる。
「あるがままになれない」とか、「はからいの心を捨てる」とかいえば、既にそれは「はからいの心」であり、「あるがまま」ではないのである。
実際の体験による修義でなければ、理屈にあてはめて決してわかるものではない。
神経質は、机上論の庇理屈を押し進めているうちに、病の悩み、死の恐怖という一面のみにとらわれ
動きもとれなくなったものが、一度覚醒して、生の欲望・自力の発揮という事に気がついたのを心機一転といい
今度は生きるために、火花を散らして働くようになったのを「悟り」というのである。
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