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記事No 32
タイトル Re: 以下の悟りの間違い
投稿日 : 2020/05/01(Fri) 11:05:01
投稿者 Happy M
参照先
「悟り」についての森田博士の解説

迷い、疑いがあって、しかる後に、これを離脱したものが、「悟り」である。
「大疑ありて、大悟あり」というのはそれである。 迷いのないものには「悟り」はない。
神経症にかかる前は「ただの本能だけで、それは微妙ではあるが、ただそれきりで、動物や白痴と同様である。
それが一度「迷い」に囚われると、本能の働きまでも、全く自由を失うけれども
さらに悟りを聴けば、全ての本能が自由に働き、その働きが広大無辺になる。

「神経質の人が種々の症状に悩むのは、そのかぎりない欲望に向かって逼進するようになるための過渡期であり、ついには悟りに達すべき迷妄の時期である。
それは自分の苦悩のみを誇張して考えてこれに執着し、自分の本来の心を自覚することのできない時期である。
それがある機縁にふれることに より、ひとたび生の欲望を自覚して心機一転したとき、はじめて、そこに従来の苦悩が雲散霧消するのである。
そしてひとたび自覚を得たのちには、前の苦悩はまるで夢のように思われ、かつて苦悩を去らんがために百方手をつくしたことが
いかに馬鹿げたことであったかがわかり、百八十度の方向転換をして、ひたすらに向上心に駆られて勇猛心を起こし、苦痛困難を度外視して、努力奮闘するよう になるのである。
それと同時に、いよいよ精神修養に興味を起こし、人格的にも大成するようになる のである。」

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