投稿時間:20/05/12(Tue) 16:53
投稿者名:直人
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タイトル:Re: あがり症
治った人が、その心境を書いています、19歳の農家の娘の、森田正馬博士への手紙です、参考にしてください。
私は今でも、悲しい時には悲しいながら、淋しい時には淋しいながら、その日その日のなすべきことをしております。そして小胆者になりきって仕事をします。
人は皆、私の小胆者の恥かしがりやを見ぬき、ありのままの私が人々の心に刻まれるでありましよう。
私もまた、自分が小胆者であると、真の自己を自覚します。そこにはもう、少しの見せかけや虚偽はありません。
私はこの頃、何となく真面目な気がして、何をするにもおろそかにで きないように感じ、本当の人間の心が魁ってきたような気がいたします。
そして自由に働き、自由に生きております。私の前途には、希望の光明が輝いております。
振り返って見れば、何という大きな心の変化でありましょう。
苦痛の淵に足をかけては、憶病にも引っ込んで悲観し、これを逃れようとしてはますます苦しみ、喧嘩腰となり、勝とうとしてはますます弱く卑怯となり、人を羨み世を呪い、ひねくれた根性となって、ほとんど一生を台な しにしてしまうところを先生に救い出され、思いがけなくも、地獄の苦しみより天国の楽しみに、虚偽の生活より真実の人へと、お導き下された神様のような先生へ、私は改めて厚くお礼を申し上げます
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- ★ - あがり症 - 悩み続ける人 20/05/12(Tue) 16:45 No.14349
- Re: あがり症 - 直人 20/05/12(Tue) 16:53 No.14350