投稿時間:09/02/03(Tue) 22:46
投稿者名:直人
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タイトル:Re: あるがままにせよ
博士は、病気の内容と治癒を以下の様に明確に述べています。
>神経質は病でないある感覚に執着してこれを病と信じ迷妄する病であるから、その執着を去りさえすればよい。
病とみるかは別にして、ある事柄が嫌であるには間違い無いだろう、それをどう治すか?
博士の答えは「その執着を去りさえすればよい」とのことです。
嫌な事を好きになるでもなく、上手く行かないのを成功させるでも無く、執着を取れば良い
神経質者はここに気付かない、一生を治す変えると頑張って人生を棒に振るのです。
博士は続いて言う
>種々雑多の療法を講ずることも、宗教的に助かろうとすることも、皆同様につねに執着する結果となるばかりである。
療法を講ずることも、助かろうと努力することもいけない、よけい執着するだけだと言う。
治す努力が執着を生むのです、この執着が病気を作るのです。
一番に悪いのは、自分で思考、工夫、努力して、症状を治そうとする長い時間だろう
この長い時間が自然に勝手に自分を病気においやるのです。
私がいつも言う様に、これは「治そうとする病気」です。治癒はただ一つ、治さない事です
治さない事で初めて執着を取りさる事が出来るのです。
>患者はその苦痛なり恐怖なりを逃れよう、それに勝とう、否定しようとしてはいけない。
と博士は言う。
苦痛、恐怖を相手にしないなら、目の前の事や生活、仕事にしっかりと取組めるでしょう
症状に囚われが無いなら、これ等の事に取組んで、心は執着から離れて明るくなって来る
日々が楽しく生き甲斐に満ちて来る、治さないだけで治癒は向こうからやって来るのです。
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