投稿時間:17/09/01(Fri) 17:06
投稿者名:happiM
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タイトル:神経症の全治には背水の陣が必要02
順序立てておいても、実際にそのことに当たって見ると、先方の出方によってこちらの予定はすっかり崩れてしまうことが多い。 このような場合、ただ当たって砕けるという態度で事件のまっただ中に突入すれば、そこにおのずから臨機応変の処置がとれるものである。それは武道でいえば捨て身の態度であり、背水の陣である。 ことさらに自分で勇気をつけたり、自信をもとうとあせったりする必要はない。そのときに臨んで、はじめて勇気と自信が湧いて出るのである。 ほんとうの勇気というものは、理論的な工夫によって得られるものでもなければ、外からくっつけられるものでもない。それは、山に海に、社会人事に、あるいは白刃の下に、事実に当たって修養されたものでなければならない。(生の欲望P235)
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