Ratoc modem ( REX-PCI56 )


0.はじめに
2002.01.11 にまたモデムを買った。
Lectron の I56LVP(lucent) の使い勝手があまりにも悪いから。
騙し騙し使っていたけど、もーーがまんできねー!!(怒)ってなったのさ。

今度のは RATOC Systems の REX-PCI56 という
これまた PCI のソフトウエアモデムになった。

手始めにスワンテクノロジーに行ったけど、 linux で確実に動く PCI modem は入手出来ないって断られちゃった。 っち。

しょうがないからまたパソコン工房に行こうと店を物色しながら恵比寿橋駅を北へ歩く。
ちょこっと歩いた右手にある DOS/V パラダイスによったら Lecton と Ratoc の両方が置いてあった。
消費税を入れて3、864円と結構高かったけど仕事をサボリ中で時間なかったし、考えたらパソコン工房は店員の対応が最悪だから、ここで買っちゃった。
店員の愛想は悪かったけど、パソコン工房みたいに「つかえねー」って感じの人じゃなかったし。

結論からいえば、バッチグーだった。
繋がったり、繋がらなかったりもないし、繋がるまでの時間も Lecton よりも速かった。

ようやっと casper 単独でダイアルアップが安心して出来る様になったよ。

そういえば DOS/V パラダイス って1週間の保証期間があるんだね。
ちょっと安心。



1.ドライバのインストール
盖を開けると取説とインストール用の CD-ROM が入っていたんだけど、 驚いた事に linux のインストール方法とドライバが始めから入っていた。
嬉しい誤算だったな。
ratoc って良いメーカーじゃん。

CD-ROM をマウントして、取説に書いてある通りに実行。
  $ cp -r /mnt/cdrom/Linux  ~/jun1/work/pci56/  
  $ cd ~/work/pci56 
root になって、
  # cd /dev
  # rm ttyS15
  # mknod  ttyS15  c  62 79
  # chgrp  uucp  ttyS15
  # chmod  666  ttyS15
  # ln -s  ttyS15  modem 

  # cd /home/jun1/work/pci56 
  # ./INSTALL
これでコンパイル + ドライバがインストールされた。
けど、これだけだと起動用スクリプトは修正されないので、手で実行。
  /etc/rc.d/rc.local を修正。

  /sbin/insmod pctel 
  /sbin/insmod ptserial
大文字小文字の誤植が多い取説だったな。



2.ppxp の設定
$ ppxp
> PPxP version 0.99120923
> interface: tap0
ppxp> qdial
  クイックダイアルアップ 
  デバイス名: [ /dev/ttyS15 ] 
  ダイアル方式: { Tone } 
  電話番号(複数指定可): [ 0669661621 ] 
  ログインユーザー名: [ j_wada@yo.rim.or.jp ] 
  ログインパスワード: [ <^_^> ] 
  パスワード  (確認): [ <^_^> ] 

こんなんなりました。
~/.ppxp/conf/rim
  source qdial
  set MODE active
  set LINE /dev/ttyS15
  set AUTH.PASSWD rim
  set LOG.FILE rim.log
  set SERIAL.MODEM /generic
  set DIAL.LIST 0669661621
  set DIAL.TYPE Tone
  set AUTH.PROTO PAP CHAP/MD5 CHAP/MS
  set IP.VJ no
  set IP.RESOLV no
で、接続テスト
$ ppxp rim -C connect
一発!



3.スクリプト
balthazer 経由で接続するスクリプトの名称が ~/bin/p.c なので、
~/bin/p.lc ってな具合に l を付ける事にした。




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