2002.01.04 に新しくモデムを買った。1.ドライバのインストール
Gateway2000 P933 に付属のモデムとは別に。
無駄な金を使うことになったけど、これには深い意味があるのよ。
Web Page を調べれば調べる程、付属のモデムは Linux では使えない事が分 かってしまった。
PCI 接続の Software modem なんだ。
その中にもいろいろと種類があって、その中でも全く使えない部類だった。
http://www.propel.ne.jp/~mako/winmodemj/winmodemj.html
http://www.yk.rim.or.jp/~kawagisi/winmodem.html
なんかに書いてあったけど、HSF と HCF ってのがあって、HCF は全く使える可能性がなくて、俺のはものの見事に HCF だった。
しょうがなく balthazer 経由で使う事にした。
まあ、常に balthazer を起動する事になったのでバックアップをいつでも出来たりと、これはこれで使い勝手はそんなに悪くなっかったんだけど、
VMwareWorkstation 3.0 の中の WinMe でもモデムが使えないのはかなり困ってしまった。
なにせ VMware で Win を使う目的の一番は IE でページの確認をする事なんだから。
で、linux で使える PCI modem を買うことにしたのだ。
Web Page とか、Vine の ML とかで探したら RATOC の REX-PCI56 ってのが使用実績あり。
早速、1月5日に恵美須町のスワンテクノロジーに真っ先に行ったんだけどタイミング悪く売り切った後で、入荷は1月7日以降だって。
店長さんの話では lucent のチップが linux で使えたり、使えなかったりだって。
で、量販店を探せば lucent chip はあるはずだって。
でも量販店の店員じゃチップが何かを聞いてもわかんねーだろーしな。
と、思いながら日本橋をさまよったら、結構あるのね。
RATOC のモデムボードもあったけど、その他にも 「linux 動作実績あり」のシールの貼ってあるブツが2種類くらい見つけた。
Vine の ML には RATOC のボードは使えるけど2枚以上使えないとか、その他にも問題あり、みたいな事が書いてあったから他のボードを買った。
パソコン工房で Lectron の V.90 DATA/FAX インターネットモデム I56LVP にした。
税別で2、280円也。
TWO TOP とか、日本橋3の近くの陸橋の角の P'C1 という新しい店とか、いつも行くニノミヤの近くの T-ZONE(元はマックの店)にもあったけどパソコン工房のが一番安かった。
でもこの店は要注意だな。
オリジナルブランドの自作 PC を売りにしているせいか、レジがとてつもなく長い。
店員がバカばっかりで対応が遅い上に、オリジナルPCを買おうとするとなっがーい説明が付いて来る。
ってか、すっごいデブは邪魔以外の何ものでもないぞ!
ただでさえ狭い店なのに人の通るところでボーッとしてるんじゃねーよ。
動け!、仕事しろ! レジを打つ事ぐらいしやがれ。
モデム1つを買うのに15分くらい待たされたぞ!
あと、スワンで店長の説明を聞いているうちに、ハードの切替器(3万円 税別)が欲しくなってしまった。
消費税くらいはまけてくれるって。
モデムを探しているうちに、どうしても欲しくなって、帰りがけによったら店が閉まっていた。
本当の仕事始めは7日からって、はり紙がしてあった。
WinMe へのドライバのインストールは結構苦労したけど、まあ、Win の事だからな。
日本エレクトロンの Web Page から WinMe と linux 用のドライバを落して、インストールした。
WinMe の方は調子が悪くて、一発で繋がらないんだよな。
ま、いいけど。
落したブツが Win 用の .EXE ファイルだったので一旦Winで解凍後、linux へ持って来た。2.確認
なんで、linux 用のドライバをWin用の自己解凍ファイルにするんだ?
アッタマ悪いんじゃねーの?
$ su -
# cd /dev
# rm -f /dev/ttyS14
# mknod ttyS14 c 62 78
# chgrp uucp ttyS14
# chmod 666 ttyS14
# rm -f modem
# ln -s ttyS14 modem
# cp /home/jun1/work/lucent/linux586/ltmodem.o /lib/modules/2.2.18-0vl4.2/misc/
# /sbin/insmod -f ltmodem ( -f は強制の意 )
> Using /lib/modules/2.2.18-0vl4.2/misc/ltmodem.o
> Warning: kernel-module version mismatch
> /lib/modules/2.2.18-0vl4.2/misc/ltmodem.o was
> compiled for kernel version 2.2.12-20
> while this kernel is version 2.2.18-0vl4.2
# cu -l /dev/ttyS14 -s 384003.ppxp の設定
> Connected.
初期化して、
ATE1Q0
> OK
電話番号を聞きましょう。
ATDP117
> NO CARRIER
パルスじゃなくて、トーンで行くと、
ATDT117
ちゃーんと、時報が聞こえた。
T はトーンかな?
$ ppxp4.でも
> PPxP version 0.99120923
> interface: tap0
ppxp> qdial
クイックダイアルアップ
デバイス名: [ /dev/modem ]
ダイアル方式: { Tone }
電話番号(複数指定可): [ 0669661621 ]
ログインユーザー名: [ j_wada@yo.rim.or.jp ]
ログインパスワード: [ <^_^> ]
パスワード (確認): [ <^_^> ]
コンソールの qdial と tk ベースの qdial とで、作られる設定ファイルの中味がビミョーに変わってくる。
なんかイヤなので、balthazer の設定ファイルをそのまま持って来た。
こんなんなりました。source qdial set MODE active set AUTH.PASSWD rim set LOG.FILE rim.log set LINE /dev/ttyS14 set DIAL.LIST 0669661621 set DIAL.TYPE Tone set AUTH.PROTO PAP CHAP/MD5 CHAP/MS set IP.VJ no set IP.RESOLV no
で、接続テスト
$ ppxp .ppxp/conf/rim
> PPxP version 0.99120923
> interface: tap0
> ppxp> connect
> 28800 V42bis
> PPXP>
意外にも一発で繋がった。
Win とはえらい違い。
久しぶりに見たよ、
WindowMaker の右側にある PPXP の窓が水色になった状態を。
やっぱり繋がりにくい。5.ドライバーのバージョンアップ
特に、mp3 file を再生している(音楽を聞いている)時なんて、音が飛ぶんだもん。
一昔前のレコードがブッ壊れたみたいになっちゃう。
うーーん。
WinMe の設定の時、サウンド関係にもドライバがインストールされていたんだよな。
なにかそれと関係があるのかな。
とにかく、lucent modem を使うときは mp3 を使うのはもとより、
なるべく CPU に負担が掛からない様にしておいた方が良いみたい。
瞬間的だけど、接続する時と、切断する時の CPU 使用率がすんごい状態になってた。
100%以上を使ってるんじゃなかろうか、ってぐらい。
しばらくは balthazer との併用になるかな。
そうそう、次回以降 ltmodem.o を起動時に組み込ませる為に、
/etc/rc.d/rc.local に次の1行を追加したのを忘れていた。
/sbin/insmod -f ltmodem
google(english) を使って i56lvp を検索6.やめた
引っかかったヤツを片っ端から見て行ったら
lectron の英語ののページを発見。
そこにはバージョンの上がったドライバがあった。
ZIP file だったけど、
$ unzip linux595.zip
で解凍できた。
始め gunzip -d なんてしてエラーになったからどーしようかと思ったよ。
$ make
でドライバを作って、
$ su -
# ./ltinst
でインストール
手でやっても良かったんだけど、めんどいからそのままやっちゃった。
前回出た「バージョンが違うぞ、こら!」ってメッセージもなく、
組み込み出来た。
で、繋がらない。
リムネットが調子悪いのかな。
ほっんとに調子が悪い。
繋がる時は一発なんだけど、ダメな時は何回やっても繋がらない。
balthazer の内臓だと一発だから、lucent modem がダメなんだろうな。
はずれを引いちゃったのかな。
PC パーツに限っては外れる事はなかったんだけどな。
ってなことで、新しいモデムをまた買った。