・・・個人的趣味の同人誌紹介

「結晶というのは美しいものである・・・完璧なものよりも何かしらの欠点があるものの方が魅力的なのは人間と同じだな」というのは学生時代の先輩の言葉なんですけど、同人誌もそうですよね。何というか欠点というんではないんですけど、作者の個性というか、作者らしさが感じられる本が私は好きです。という訳で、ここでは個人的趣味に偏りまくったサークル紹介をさせていただきます。(我ながら何かここだけ雰囲気が変だな(^^;)


一月座

 私がここを知ったのは「あみ×まこ」本が縁でした。友人から見せてもらった本は、表紙が非常に可愛らしくて、それだけでも購入意欲をそそりましたが、いざページをめくってみると・・・腹抱えて笑いました。

 本の上ではまこちゃんが裸で首に鎖を繋がれてたりするんですが、見せる為の裸でなくて、話(というかオチ(^^;)の為の裸なんでエログロというんじゃないんです。適当な表現が出来ず我ながらもどかしいんですが。 作者の大吟醸とらこさんは「下品」って書かれていますけど、私は楽しくってキャラにがあって素敵だと思います。 肝心なところ(^^;を描かずに(この辺が非常にうまい!)、話のテンポと流れを崩さずにオチまで読ませる。この辺のセンスが作者の持ち味だと思います。

 ToHeart本なども出されていますが持ち味はちゃんと活きています。マルチの泣き顔と芹香先輩の笑顔はそれだけでも一級品ですが、それだけで終わらないのが流石というか何というか(^_^; 


Cancer・O2

 こちらのかなめあきらさんを知ったのもセラムン本でした(^^; 現在の傾向としてはゲーム系、オリジナル系を中心に数多くの本を出されています。パロディ系ではキャラの扱いの差が激しく、元ネタを知らずに読んだ読者を混乱させること必至ですヾ(^o^;ぉぃぉぃ 差があるといっても「好き嫌い」というんじゃなくて『好きか愛してるか』という感じなので安心です。でも私が闘神伝のカップリングといった時にバミ×ショウを反射的に思い浮かべるようになったのや、(記憶の中の)エイジのコスチュームがセーラー服になってしまったのとかはおそらくここのせいだと思うんですが(^_^;

 個人的には『獣系、特にネコ科の女の子のイラスト』が一番好きなんですけど、オリジナル系の『元女王様でショタなメイドさん』シリーズも作者の本領発揮という感じで楽しみなところです。


JARO

 とりあえずこのサークルを知ったのも確かセラムンだったような気がする・・・というわけでこれまでの3サークルは「セラムンつながり」でしたヾ(^o^;ぉぃぉぃ 出会いは偶然でしたが、以後は完全に染められちゃいました(^^; フジミもそうだし、十二国記もそう。ここの本を読んでから原作に手を出したんですよ。早い話がそれだけ原作を魅力的に見せるパロディを描いてこられたという訳ですね。ただし一部とてつもない先入観を植え付けられる可能性があるというのも事実ですが(^_^;

 南京ぐれ子さんの絵柄はシリアスよし!ギャグよし!描き込んだ“おっとこまえな男女”もヘロヘロな“ムーミン顔”もどちらも私の好みにバッチシなんですが、なかでも少年の微妙さ(可愛さだけでなく弱さとか強気とか何というかその辺(^^;)はそのつもりがなくてもドキッとさせられることがあります。最近の流れは京極方面ですね...またはめられそうだな(^_^; あ、それからオリジナルもツボ点かれますね、やっぱり(笑)


かじりんぼうハウス

 インコ系メインのオリジナルサークルでグッズ関係も出されています。お仕事関係の方は知っていた(というか「TONBI」のCD持ってたりするし)のですがサークル活動を知ったのは偶然で、カットに気付かなければインコ本を買いに行くこともなかったなぁ〜というぐらいです(^^; 描かれているインコたちがとても表情豊かで可愛くて、読後感がほわほわしているとでも表現したらよいのでしょうか? 何度読んでも楽しくてついつい癖になってしまい、じわじわと染まっていってしまう恐ろしさ(^^;を秘めたサークルなので要注意ヾ(^o^;ぉぃぉぃ 


紹介予定:"海岸通り"、"どりぃむ☆とりっぷ"、"あららんど"、"D.C.T"、"ぽこぺん、ぽこぺん。"...いくらでもあるなぁ(^^;

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