8月19日付けスターブリテンから
マウイ島のハナハイウェイが,政府の「歴史的道路」に認定するというプログラムの対象に
選ばれました。
これは,ヒラリークリントン大統領夫人が提案したもので,地域や色々な文化をつないできた
「道」を各州から1つ選んで,認定するという国のプログラムで,ハワイでは,ハナハイウェイが
選ばれました。
マウイ郡長(?)であるJames "Kimo” Apana氏は,昨日50人の聴衆の前で,「私にとっては
(ハナハイウェイは)道以上の存在である。」,「この道は,われわれの魂への道である。」と述べ
ています。
彼は,また,「ハナハイウェイをドライブするときはいつも,私は景色を楽しみ,また,心が癒される
」とも述べています。
州の交通局の課長(Director)であるKazu Hayashida 氏は,ハナハイウェイは,低速で走る
曲がりくねった道と,1車線の橋は,そのまま維持されることになるであろうと,述べています。
しかしながら,ハイウェイは,ここ数年の整備工事で排水路付きの2車線の道や広い橋に架け
替えられ場所もありましたが,まだまだ,1車線,やそれ以下の車線のところは,残っています。
地元の住民の間からも,道路の拡幅により,通行する車が高速になることで,交通事故などの
危険性が増大するため,以前の道路整備計画には批判的な意見が出ていました。
しかしながら,この決定によりハナハイウェイは,このままの姿で残されていくことになると
思われます。
記事では,地元の人の昔話をいくつか載せていますので,最後に一つ紹介します。
「昔は,今のように舗装されていない,土道だったので,途中のHueloで土埃や泥を落とすために
必ず,寄らなければならなかった」とKeanaeに住むPearl Pahukoa,54才は述べています。