オアフのドラッグコートプログラムがマウイ島でも適用(Job’s not Drugs)

 8月19日付けスターブリテンより

  麻薬使用(常習?)犯罪者の更正を目的とした州の法廷システム(state court program)が

 オアフ島から他の島へと拡大適用されることになりました。

  1996年1月からオアフ島の巡回裁判所で開始された,このシステムが,8月24日からマウイ島に

 おいても開始されることとなり,他の島にも順次拡充されていく予定です。

  このシステムは,麻薬犯罪を犯した者を刑務所に一定期間入れて服役させてはいたものの,

 その間に,十分な社会復帰や麻薬からの脱却を支援するシステムを取り入れていなかった

 ことからの反省と分析により開始されたものです。

  この対象者は,麻薬犯罪人の中でも殺人や強盗などの重犯罪を犯していない人を対象として,

 いくつかのプロセスに分けてカウンセリングやテスト,麻薬に対する教育,職業訓練などを実施して

 本人の更正を目指すというものです。

  このプログラムは,オアフ島では既に大きな成果(再犯率の低下や税金の節約など)を得ている

 ことから,他の島へと拡充されることになりました。

  日本でも深刻化しつつある麻薬問題,ハワイでも,頭の痛い問題のようですね

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