12月20日付けスターブリテンから
18日の同紙のLateBreaking News(Hawaiian and Aloha airlines talk merger) 以降、この記事は19日付の記事と
この20日付と毎日掲載されています。
今までの記事の内容によりますと,両社は,19日(現地時間)に統合への発表を行ないました。
それによりますと,9月11日のテロリストアタック以降の深刻な航空不況を生き残るための決断であるなどとしています。
また,合併後のために新会社 Aloha Holdings Inc.を設立することになるがこれはアメリカ国内で10番目の規模の航空
会社になると予想されています。
この合併は,2002年の上半期に完了することを予定しているとしていますが,それまでには,独占禁止法等に基づく
審査等の手続きを経なければなりませんが,司法副長官(Deputy Attorney General)である Michael Meaney氏は,
「我々は基本的には,最終的な市場の競争に与える影響と消費者(の利益?)を見ることだ」とのコメントは出ているよう
ですが現在のところ司法当局等からのコメントは,まだほとんど出ていないようです。
新会社のchairman and chief executive officerには,元のコンチネンタル航空社長( President)であるoGreg Brenneman
氏が就任する予定であり,また,同氏は,この統合の立役者のようです。.
「(この合併は)手術台に載せられている病人に適切な手術をして早く回復させ,それから,(より大きく)成長させることだ」
「(この合併で),我々は健康にならなければならない(経営を立て直さなければならない)」などと,同氏は述べています。
また,これまでの記事では,
ハワイ州における航空会社が事実上1社となることは,航空運賃の上昇を招くことになるとの消費者や各島の農業従事者
などからの心配の声や,合併により新たに行なわれるであろうリストラに対する両社の労働者からの不安についても紹介
されています。
確かに,消費者にとっては選択の余地が無くなるというのは問題だと思います。
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12月19日付け記事 Hawaiian and Aloha anounce merger