マウイ島旅行記(Maui no ka oi)

−モロキニ島ツアー編−

 8月26日(月)

 今日は、土曜日にラハイナに行ったときに予約しておいたモロキニ島へのシュノーケル

ツアーに行く日です。

 集合時間は、午前6時30分! マアラエアボートハーバーに、である。前日、午前5時

に目覚ましと自動モーニングコールをセットしておいたおかげで、なんとか目が覚める。

しかしながら、眠いので準備がなかなか進まない。

 やっとの事で支度を整え、ホテルを出発したのが午前6時過ぎ、うーんちょっと遅いかな

(^^;

 まだ早いから、道は混んではいなかったのだが、夜間工事でラハイナのところからフロ

ントストリートに迂回させられる(ちょっとあせり気味)が、あとは順調に走ることができ、

なんとか、午前6時30分にマアラエアハーバーに到着しました。

 モロキニツアーの出発時間が大体似ているので、結構人が集まってきています。マアラ

エアハーバーには駐車場が結構あるので、予約している船の係留場所の近くに止めるこ

とができます。(私は、ドジを踏んだので、相当歩く羽目になりました。)

 集合時間を若干過ぎていたので、焦って行くと、まだ全員はそろっていないみたいで、

ひと安心。ハワイアンタイムに感謝(^^)船の係留場所の前で、名前を告げて乗り込みま

す。ここで、靴を脱いでから乗船です。

 

 TRILOGY4は、双胴(実際には3胴?)のモーター付きヨットで、このタイプなら横揺れは

少ないだろうとの読みと、定員より少な目の人数しか乗せないという宣伝に惹かれて、値

段は高かったのですが、これに決めました。

(一人75$・税別)私たちが、乗り込んでから後数組が乗り込んで、さあ出発です。

 回りを見回して、うちの奥さんが一言、「日本人がいない!」、やや言葉に不安をもつう

ちの奥さんとしては、回りとのコミュニケーションが難しいのでは、という不安感を持った

みたいです。

 しかも、スタッフも当然のことながら日本人は一人もいませんし、日本語もしゃべれない

みたいです。が、まあ、なんとかなるでしょうと、お気楽な自分(^^;

 出航までのひとときに、暖かいコナコーヒーとシナモンロール(自家製)の簡単な朝食で

す。(このシナモンロールがおいしかった!)

 回りを見ると、家族連れが3組とカップルが1組あとは、熟年夫婦という感じで全員で

30人くらいでした。実際の出発は午前7時頃でした。

 さて、モロキニに向け出発です。

 港を出て、船はゆっくりと走り始めます。港を出ると海の色が真っ青、こんな海は久しぶ

りに見るな、と思いつつ、夏の日差しを受けながら、快調に進んで行きました。

 うちの奥さん曰く、「すぐ先に見えているような感じだけど、なかなか進んでいかないね、

後ろを見てもマウイ島がまだあんなに近い」

船から見たマウイ

 うーん確かに、海の上は障害物がない

ので実際より近く見えてしまうところがあ

ったりするので、そうだなーとも思ったり

しながら、船はまっすぐ!??

と思いきや、なんだかちょっと蛇行気味

です。????

 おかしいなーと思い、後ろを見てみると船の舵を子どもに操作させているのです。 

 子どもは、ちびっ子船長の気分で操船

しています。(もちろん、クルーが付いて

います。)納得して、また、海を見たりし

ながらしていると、やっと着きました。

 さて、シュノーケルタイムです。着くま

でにマスクやフィンを選んでいますの

で、各自、思い思いに飛び込んでい

きます。

 初心者向けには、クルーが、水への入り方を教えてくれるとのことで、うちの奥さんは

教えてもらいながら、入りました。

 この船では、安全のために各自に腰に着ける浮きか、BCを着けることが義務づけられ

ていますので、安全にシュノーケルが楽しめるのですが、浮きでは全然潜れません。

(浮力が完全に勝っています)浮きから、BCに替えて、再挑戦しましたが結構深いので、

なかなか底まではたどり着けませんでした。(単に、息が続かないのかも、知れません

が ^^;

 水は透明ですし、魚も結構見ることができました。透明度はさすがに外洋の真ん中の

島だけあって、抜群です。うちの奥さんも結構楽しんでいました。

 この船は、島に向かって右側寄りに泊めました。各船とも、係留ポイントは決まっている

ようです。

 さて、約1時間で集合です。集合の合図は、ほら貝を吹く少年

法螺貝です。(これも、子どもが吹いていた、

けど、一発で吹けるとは、天才!?)

 
 

  集合後は、ソフトドリンクで喉を潤してから、次のポイントに出発です。

 次は、カメ(名前を忘れた)を見ることができるポイントに移動するとのこと移動の間に、

ドリンクとスナック(ポテトチップスとスナック、これがまたおいしかった!)で、しばしの休息

です。しばらく走りカホオラウェ島のハロナ岬あたり?の沖でストップです。

 ここでシュノーケルです。クルー曰く、カメはあまり深いところにはいない、岩場のあたり

でやや浅め(といっても、けっこう深い)に居る。

 それから、1メートル以上近づかない、近づくと指を餌と間違えて、ぱくられることもある

(・・)!なんかの注意を聞きながら、海に入ります。

 ここは、ちょっと水が濁っていますが、魚影は、モロキニより濃い感じですが、なかなか

カメに遭遇しませんでしたが、しばらくすると、居たとの声、その場所から潜って探すと、

いたいた、カメが悠々と泳いでいるのが見えました。

 しばしの間、カメ氏の後を追いかけながら、シャッターを押しました。カメの泳ぎは、なん

か、海を漂うというか、流していると言う感じで、あのように泳げたらもっと気持ちいいだろ

うな、と思う感じの泳ぎ方でした。(カメが泳いでいるのを見たのは、初めてでした。)

 

 さて、たっぷりとシュノーケルを楽しんだところで、あがりです。

おなかも空いたところですので、昼食タイムです。チキンの照り焼き(バーベキュー風)を

食べながら、マウイ島に向けて走り始めました。

 お昼も食べ終わり、少し眠くなった頃。船がエンジンを止めました。???と思っている

と、帆を張るからちょっと移動してくれとのこと、席を移動するとクルーが手際よく帆を張り、

セイリングの開始です。
 


 
 

風を受ける帆

 帆は、風を受け、船は滑るように港に向かいます。

 セイリングの間に、アイスクリームがサービスされ

ました。私たちは、ストレートで食べていたのですが、

アメリカ人は、ほとんどルートビアか、コーラを入れ

て、食べていました。

うーん、食文化が違うなーと、実感しました。

 港の手前で、帆をおろして、帰航です。お昼を少し

過ぎていた位に到着しました。(帰航時間は、風まか

せ(^^)だからとクルーが話していました。)

 クルーの感じも良く、また乗り合わせた人もいい人だったので、楽しいセイリングになり

ました。

 

 さらばマウイ に続く

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