長谷川 順子


<小国町>

☆先進地視察におけるテーマ

・一万少しの人口で、これほどの施設・建物を作り上げることが出来たみなさんの心意気!!団結!!(苦悩)を教えてください。
・我が五條市(緑と水と人情のまち)にエールとヒントを送ってください!!

☆テーマに対する答え

 初めはすべての人たちが反対していたそうだ。
・住民の合意ばかりではまちは良くならない!
・農山村にソフトはない!ハードを見直したところからソフトを生んでいけばよい!
・建築の座標を持った(このまちの建物すべてに意識を持っている)。
・ここに住んでいる人たちに広い世界がある。自分たちの生活も世界の中で動いている。“世界に広げていけるまちに”を目指しやってきた。外から様々なものが入ってくることによって、小国の人が自分たちのまちを見ることが出来た。

☆視察を終わっての感想その他

 このまちを見て、“木”と“ガラス”が本当に美しいと感じました。またこのまちは、“まちづくりがビジネス”であると、胸を張って言い切れるたくましさがあります。また、小国ドームで感動したことは、器が出来たことによって色々なことが出来、また、ふれられる。そして次の世代の子供たちが、感性を持って夢を描きながら使っていける、というまさにまちづくりは人づくりだということを実感しました。

<山鹿市>

☆先進地視察におけるテーマ

我が五條市にも“新町通り”という古い街並みがあります。私はこの通りが大好きなのですが、この街並みを八千代座を愛し守っている皆様のように五條市の皆に愛してもらいたいのです。“想い”を一つにするとはどういうことですか?

☆テーマに対する答え

・次の時代の子供たちに想いをつなげていく。その子供たちが何かを、また、歴史を受け継いでいってくれればよい!!
・歴史は残していくもの。歴史を壊してはいけない!!
・山鹿市が何で生き残っていくのかを常に持っている。
・親子三代がこのまちで暮らせるまちを作る。そういう環境も含めて分かってくれる人たちを育てていく。

☆視察を終わっての感想その他

 「古代の森コンサート」を見学できたことは素晴らしい収穫でした。ライトアップされたステージと観客が一体となって風景にとけ込んでいる。素朴ではあるけれど本当にこれが「基本だ!」というものを見て、目からウロコが落ちた思いでした。真似をしたいのではなく、私たちももう一度スタート地点に立ちたいと思いました。
 それと、山鹿で自慢できるものは人(仲間)だと城さんがおっしゃっていたことに感動したのですが、我が栗山委員長が、五條で誇れるものは“五條ユースフォーラムの仲間だ”といったことにも感動しました。