湊本 浩之


<小国町>

☆先進地視察におけるテーマ

先進地視察に先立ち、小国を見せていただきました。その際、いろいろと勉強になるものを見せていただいたのですが、とっぱすの風やビデオを見せてもらって、小国の若い人たちが、楽しんで積極的にまちづくりに参加されていることに凄く感心しました。それで、視察の時には、そういう若い人の意識は、どういうところから出来ているのか、行政とどのようにコミュニケーションを取っているのか、そういう部分を勉強して帰りたいと思います。

☆テーマに対する答え

 小国は、町民プランニングシステムという、行政と民間がチームを組んで、町民がこれをやりたいといえば実現することが出来るシステムがあります。
 このシステムによって、若い人たちと行政とのコミュニケーションがとれ、住民の意見が町長に届きやすくなっています。実際、パソコン通信ネットを作りたいという若者の夢が実現したり、木材加工研究所を作りたいといった若者の夢が実現し、現在所長を負かされているそうです。
 小国のまちは、「町民の声が町長に届けば、夢が実現できるまち」ということで、住民も、若い人たちも、積極的にまちづくりに取り組んでいけるのだと思います。

☆視察を終わっての感想その他

 私は、二度、館長にお話を聞かせていただいたのですが、何度お話を聞いてもまた聞きたいと思うほど、魅力的なまちであり、まちづくりをされていると思いました。
 私たちのまち、五條も、外から来る人に感動してもらえる人づくり・まちづくりを目指して、頑張らなくてはと思いました。そして、館長江藤さん、素晴らしいお話をありがとうございました。

<山鹿市>

☆先進地視察におけるテーマ

山鹿は五條にとてもよく似ているところがあると思います。下見にいって思ったのは、お互い古い歴史を持っている中で、古い財産を残し、その上で新しいものを取り入れていく、ということはとても難しいということです。八千代座とその近辺を見せてもらいましたが、古い建物と新しい建物がミスマッチで、バラバラな感じがしました。まちづくり・街並み保存について、城さんがどう考えておられるのか、お聞きしたいと思います。

☆テーマに対する答え

 山鹿市は、景観形成地域を指定し、八千代座など歴史的な面影を残す「豊前街道沿道」、地域外からの導入路となる「国道3号沿道」など、地域に分けて計画的に景観形成に取り組んでいかれるそうです。

☆視察を終わっての感想その他

 視察を終えて、私が一番良かったと思うことは、城さんにお会いできたことです。
 人づくり、人づくりと、何かある度にこの言葉を聞かされますが、問題は個人の意識だと思います。城さんにお会いして、そういう意識、人間的な部分を本当に勉強させていただきました。そして、何から何までお世話になり、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。