第1回全体委員会報告

(1996-8-5)



  1. 次第
  2. 講師プロフィール
  3. 長浜の概要
  4. 講演アジェンダ
  5. 講演資料(工事中)

TOP 1.次第
五條ユースフォーラム7月度定例委員会

と き:1996年7月25日(木)
ところ:市立中央公民館2F会議室

次 第
1 開会19:00〜19:10
委員長挨拶栗山芳郎
社会教育課長挨拶挨拶辻之内博行
2 委員会報告19:10〜19:30
3 講師入場・紹介19:30〜19:35
4 講演19:35〜20:50
演題:”滋賀県長浜のまちづくり”
講師:ながはま21市民会議事務局長 国友隆房氏
5 フリーディスカッション20:50〜21:00
6 閉会21:00

TOP 2 講師プロフィール
生年月日昭和31年6月9日
血液型A型
勤務先国友工業(株)
役職代表取締役
学歴同志社大学卒業
JC歴昭和57年 入会
昭和60年 社会開発委員長
昭和61年 副理事長
昭和62年 滋賀ブロック協議会地域ビジョン特別委員長
昭和63年 総務委員長
平成 元年 副理事長
平成 2年 社団法人長浜青年会議所創立35周年実行委員長
平成 3年 社団法人長浜青年会議所理事長
平成 4年 直前理事長
平成 5年 日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会会長
平成 6年 日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会直前会長
平成 7年 新入会員指導委員長
平成 8年 監事
公職ながはま21市民会議事務局長
北近江秀吉博覧会実行委員会事務局チーフ

TOP 3 長浜の概要
商都がよみがえる

 滋賀県長浜市−琵琶湖の北端、岐阜県・福井県と隣接する古い商都「ながはま」は今、 かつての活性をよみがえらせようと熱気に燃えている。
 この街は天正二年(1574年)、織田信長から浅井氏の旧領を受けた羽柴秀吉が、今浜の地に居城を建て 「長浜」と改名、楽市楽座を開き積極的に町づくりを行ったのに始まる.爾来、若狭から京へ至る道と東国へ 通ずる道とが交差し、また琵琶湖水運を通じて大陸より京へとつながる物流の拠点としてにぎわった。 明治十五年には長浜−敦賀を結ぶ日本で三番目の鉄路も開通した。
 しかし明治二十二年に東海道線が全通し米原駅を通過することなどにより次第に取り残されることとなる。 また、浜ちりめんやビロードなどで全国的に名を知られる地場の繊維産業も停滞し、隆盛を誇った中心部の 商店街もさびれていく。
 この状況に危機感を持ったJC(青年会議所)が中核となり昭和五十八年、街の再生に向けて「ながはま 21市民会議」を設立する.これは官製でなく、まったく地域の活性化を願う町衆(ボランティア)の集まりである。 この活動を行政がフォローする形で進められている。
 発足から十四年、運動の成果は、北陸本線の直流化。全天候型競技場「長浜ドーム」の建設。 江戸・明治の古い建物、町屋などを生かした商店街づくりなどとして花開いた。人口五万七千人のこの街が 年間百二十万人の観光客を集めるまでに変貌しつつある。そして東洋経済新報社が全国六百六十五都市を 対象に、都市の利便性や快適性を数値化して順位をつけた「全都市住みよさランキング」の本年分で、 長浜市が昨年に続き二年連続全国一位になった。
 ともあれ、再生の起爆となったのは、北陸線の直流化であり、そのインフラとしての歴史的な町並みを生かした 街づくりであった。従来、東海道本線は直流電化方式であり、北陸本線は交流方式であったため、 米原駅は長浜から至近距離にありながら、乗り換えのために一時間前後待たなければならず、直流化による 京阪神への新快速の乗り入れは地元の悲願であった。
 歴史的建築物の再生・活用による地域の活性化は、第三セクターによる「黒壁ガラス館」に始まる。 この建物は北国街道沿いにある旧百三十銀行で、市民から通称「黒壁銀行」と呼ばれている。 戦後はカトリック教会として使用されていたが、移転による取り壊し計画が出たのを、街のシンボル的 建物がなくなることは、街から「明治」を失うことになると考え、築後約百年、洋館で黒漆喰の土蔵造りの 建物を保存・活用することにより商店街活性化の拠点にしようとした。まったく無縁であったヨーロッパの 手作りガラスなどを中心に、ガラス器ショップ、レストラン、ガラス工房なども新設・開業し、 若い女性スタッフなども活用して歴史と現代と欧風芸術の香りを混ぜた店舗を中心に江戸時代からの商家を 買い取るほか、周辺の商店をも結集し、古くて新しい街並みの創出に意欲を燃やしている。 最近、駅周辺の一角に地ビール・パブも開店した。今、長浜はNHKの大河ドラマ「秀吉」と連動して 「北近江秀吉博覧会」(会期・十一月三十日まで)を開催中である。
TOP 4 講演アジェンダ
”滋賀県長浜のまちづくり”
  1. 今、話題の秀吉のひらいたまち長浜
  2. ビデオ『地方からの挑戦』
  3. ながはま21市民会議という組織と役割
  4. 全都市住みよさランキング第1位と北近江秀吉博覧会

TOP 5 講演資料