基本方針・事業計画・年間スケジュール

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基本方針

「企業は人なり」とよく言われますが、「まち」について語るとき、 まったく同じことが言えると思います。

全国には数多くの素晴らしい「まち」がありますが、その「まち」には必ず素晴らしい「ひと」がいます。「ひと」が輝いているからこそ、その「まち」が輝くのです。 私たちの「まち」五條には、輝かしい歴史がありますが、 それはその時代の人々が輝いていたからに他なりません。 有名・無名の数々の人々が、輝く五條の歴史を築いていったのです。

ユースフォーラムは「魅力のあるまちづくり」を目指しています。 「魅力のあるまち」とは、そこに住む人が幸せに暮らす「まち」なのだと思います。

活気のあるまちには、活気のある人がいます。 若者がたくさんいるまちは、若者が暮らしやすいまちです。 自分の子どもに、このまちで暮らして欲しければ、 まず自分自身がこのまちのことを好きにならなければなりません。 そして、来るべき高齢化社会を迎えるためには、 高齢者の方々がこれまで積み重ねられてきた「経験」や「知恵」を正当に評価し、 それを生かし、若い世代に伝える仕組みが必要です。

結局のところ、私たちが目指すべき「まち」は、 そこに住むことの幸せを感じることのできる「まち」なのではないでしょうか。 言い換えれば、私たち自身が、「五條」という「まち」に住む歓びを感じ取っていくことから、 すべてが始まるような気がします。

そのためには、過去をひもとき、現在を見つめ、未来を見通すことが必要です。 過去・現在・未来という一つの時間軸を通して、五條という「まち」を、 五條に住む「人」を捉えていくことで、私たちの目指すべき「道」が拓けていくのだと思います。

第５期のユースフォーラムは、３つの小委員会でそれぞれ、 過去・現在・未来について取り組んでもらいます。 切り口はそれぞれ違いますが、１年間色んなことを実践していくなかで、 五條に対する「夢」が浮き彫りにされてくるものと期待しています。

今期のユースフォーラムは小委員会を中心として回っていきます。 それぞれの小委員会で思い切りチャレンジして欲しいと思います。 今年のチャレンジは、あくまでも次の段階に向けての１ステップに過ぎません。 失敗を恐れず、小さくまとまることのない取り組みをお願いします。 それと同時に、他の小委員会でのチャレンジにも目を向けておいていただきたいと思います。 皆様方に実践していただくのは基本的には３つのうちひとつですが、 他の小委員会の取り組みを見つめることで、 過去・現在・未来を通した「まち」の姿が見えてくると信じています。

今年もまた、忙しい一年になりそうです。 しかしながら、何かをめざして行動することは、大きな「歓び」を与えてくれます。 第５期のユースフォーラムを通して、 「まちづくり」を大いに楽しんでいただくことが出来れば、望外の喜びです。

事業計画

1. 魅力あるまちづくりをめざしての学習

2. 委員会の開催
   • 基本的に月1回の全体委員会と各小委員会の開催
   • 必要に応じてのスタッフ会議及び拡大スタッフ会議

3. 公開制度の実施
   • 第5期も第4期に引き続き、定例会の一部を市民に開放する。

4. 先進地視察
   • 全国には素晴らしい「まちづくり」を行っているまちが数多くある。 ユースフォーラムの活動が「井の中の蛙」に陥らないため、 また「まちづくり」に対する意欲をさらにかきたてるために、先進地視察を実施する。

5. 五條メロディーフェアへの参加
   • 五條ユースフォーラムは、「五條メロディーフェアを生んだ組織」として認知されている。 そこで、第5期はメロディーフェア当日を定例会とし、積極的な参加をする。

6. インターネットによる情報発信の実験
   • インターネットを利用することで、非常に簡易に日本及び世界に情報を発信することが可能となっている。 そこで、将来を見据えて、インターネット経由での情報発信の実験をする。 （とりあえずは、委員長個人のホームページとして）

7. まとめ並びに最終レポートの作成
   • 最終定例会を第5期の総括発表会と位置づけ、合わせて最終報告書を作成する。

年間スケジュール