また、風変わりな店が何軒かあり、その中の一軒は、古い民家をそのままお店に使い、古びた雰囲気を活かしてメニューもわざとひらがなだけで和紙にまとめていました。店の中には、地でとれた野菜・木の実・果物の酒が並び、一口飲んでみてすごく美味しいものもあれば、変わった味(その材料そのものの味で、酒の味がしないくらい強い匂いのもの)のものもあり、すべてが美味しいとはいえないけど、変わったものを飲みたい人にはバッチリ。でも食は美味しい豆腐が変わった形で出されて、とても美味しかったことを覚えています。とりあえず、町の中には様々な店がポンポンと並び、つながりの無さがまたいいのか、作為的に建っているのか、歩くものにとっては興味が湧きますね。食事はしっかり食べるというより、ちょっとおなかを大きくするという雰囲気の店が多く、その店の「こだわり」が強く出ているのが特徴。一つとして同じ雰囲気がなく、「食」も楽しめたかな、と思える半日でした。