読者と編者の好みはもちろん、編者と作者の好みも、おそらくかなり違っているでしょう。そういう意味では、本編はただひとつ作者との意見の一致を見た作品です。これが書かれた時代と現在とでは、社会背景はかなり変化してしまいました。10年の歳月は、やはり何ものも変えずにはおかない長さを持っているのですね。さらば青春の光と影。