■Show , Festival 5月のロンドンは、春から初夏の美しい季節を迎えて、あちこちで多彩なフェステイバルが開催されます。特に毎年開かれる有名なチェルシー・フラワーショーは世界中の著名なデザイナーが作品を競います。今年は25日―28日、いつものように、チェルシーのRoyal Hospitalで開催されます。その外一見の価値があると思われるのは、「都市のガーデン展」です。今年は6人の著名な庭園デザイナーが、特に都市に住む人のための庭を作って展示します。テーマは ‘Recreation in the garden’ で都市空間に新しい息吹を吹き込む斬新な庭園デザインを提案します。そこでは、世界中の珍しい植物を販売もしています。(6日―9日 於オリンピアの Grand Hall) コベントガーデンでは、May Fayre & Puppet Festivalが9日に開催されます。1662年にはじめて出版されたPunch & Judy の Mr Punch を記念した操り人形フェステイバルが楽しめます。 また、クラフト愛好者には、ロンドン人形の家フェステイバルが、お奨めです。150人以上の工芸職人が、手工芸の粋を集めた作品や、精巧な人形の家のミニチュアがたくさん展示されます。(15日―16日 於Kensington Town Hall) ■美術 美術展も面白いのがたくさんあります。Barbican Gallery では8月1日まで 80年代90年代の最も重要な英国のアーテイストであるHelen Chadwick展が、Hayward Gallery では、アメリカのポップアーテストの巨匠 Roy Lichtenstein展が16日まで、Victoria and Albert Museum では、英国の最も有名な Vivienne Westwood のファッシヨン展が7月11日まで開催されています。 ■音楽 5月は、ミュージカルも演劇もコンサートも花盛りです。Zelda と Scot Fitzgerald の華麗な20世紀物語りをミュージカルにした Beautiful and Damned や Alan Bennett の The History Boys, Stephen Rea の Cyrano De Bergerac を始め Shakespeare劇も相変わらず盛んに上演されています。 さわやかな5月のロンドンは、楽しみがいっぱいです。 |