未履修
「未履修」(みりしゅう、と読みます)という言葉は担任にとっても教科担当にとっても「忌み言葉」です。
たいがいのガッコでは「履修規定」という基準を設けておりその基準を満たさない場合、その該当生徒は「未履修生徒」と言われ「イヤな目に」あいます。
履修規定というのはたとえば、「各授業科目に対し1単位あたりの年間授業日数を36時間としその1/3以上、すなわち12時間以上を欠課した者は履修を認めない。」というようなものです。
たとえば、私が授業している数学でいうとαは週3時間ありますから、3単位の授業です。てことは12(時間)×3(単位)=36時間以上、αの授業を欠課すると、αの授業は履修したことにはならないのです。
ここから先はいろんなガッコによって違うのですが、1科目でも「履修を欠いた科目(未履修科目)」があれば「即留年」というガッコもあれば、弾力的に運用して「1科目くらいならまけといたろ」というガッコもあれば「進級判定会議で審議して決定」というガッコもあれば、「その科目だけ欠点扱い」というガッコもあります
いろんなガッコの事情(生徒の質、そのガッコのそれまでの流れ等々)ありますが一般的に言えるのは、生徒の質の良くないガッコでは履修規定を「キツく」運用し、生徒の質の良いガッコでは「ゆるく」運用しているということです。
生徒の質の良くない、いわゆる「しんどいガッコ」で「ゆるく」運用すると、特に体育で未履修が続出します。これを認めるとガッコが崩壊しますので、「しんどいガッコ」ではこれを「最終防御線」として死守します。
生徒の質の良い、いわゆる「楽なガッコ」では「きつく」運用してもどうってことはないのですが、教職員からの反発が大きいので「ゆるい方へ」流れるようです。
とはいえ、最近は「80単位卒業」の問題ともからんでどこのガッコも「ゆるい方へ」流れる傾向にあります。
個人的には「履修」というのは大きな問題ですから、「即留年」がベストだと思っているのですが。