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天間家三兄弟紹介...長介(長男8才)、次郎(次男5才)、三太(三男0才)...仮名

1999年8月16日(月)  はじめての病院

先週の水曜日、産後の1ヶ月検診で、三男は「体重の増え方が悪すぎるので小児科で診てもらって下さい」と言われてしまった。この日、生後29日で3560g。産まれた時が3120gだから、たしかに悪い気がする。退院時の3018gから比較しても、24日間で542g増。関係ないけど、こう書いていると肉の話をしているみたいだ。

母乳不足は疑われる状況であった。しょっしゅうピーピー泣いている。飲んでもなかなか満足せず、いつまでも乳房にくいついている。私と長男がアレルギー体質でもあるし、できるだけ母乳でと思ってがんばっていたが、なんか1日中おっぱい出している状態である。夜中も何度も起こされるので、さすがに私もバテテしまい、少し前から寝る前だけミルクを足していたのだが、「悪すぎる!」と言われてしまってはしかたがない。この日から、授乳の度にミルクを足す事にした。そしたら、飲むわ飲むわ!毎回50〜100ccも飲む。我が家には、赤ちゃん用の体重計はないので定かではないが、体重も日に日に重くなっているような気がする。やっぱり、母乳不足であったのだ。なんだ、これなら病院いかなくてもいいや...と思ったのだが、体重測ってもらえるし行くことにした。

めったに行かない近所の小児科。長男は1年半前に転院しちゃったし、次男はほとんど病気をしない。久々である。受け付けで来院の理由を聞かれたので、1ヶ月検診で体重の増えが悪かったことと、今はミルクを足していることを話すと、さっそく非難されてしまった。
「母乳が一番いいのよ。簡単にミルクを足さないで、がんばらないと...」
わかってますよ。でも、がんばるにも限界というものがあるのよ。簡単に足したわけじゃないわい!
初めての子だと、こういう言葉にも動揺し深く傷ついてしまったりするのだろうが、3人目ともなるとふてぶてしくも心の中でこんな悪態をついている。
診察室へ入ると、まず看護婦さんが喜んだ。
「産まれたばっかりの赤ちゃんってこんななんだぁ!」
そうか、町の小児科には生後1ヶ月の赤ちゃんはめったに来ないのね。産まれてすぐ見つかる病気なら設備のいい大病院に行くし、健康な赤ちゃんの最初の病気は3〜4ヶ月頃からだもんね。
次に問診。積極的にミルクを足し始めたら、1日400cc以上飲んでいる、と言ったら医者が驚いた。そんなに母乳が足らないのかということらしい。
次に赤ちゃんの診察。ここで鵞口瘡と診断される。舌が妙に白いのは知っていたがミルクかすだろうとあまり気にしていなかったのだが、これはカビだそうだ。他は特に異常なし。
最後に体重を測る。なんと4100g!1ヶ月検診から5日しかたっていないのに、1日100g以上増えていることになる。これって増え過ぎじゃないの?でも、医者は何も言わないので、増え過ぎの問題はないらしい。結局、母乳が足りていないようだから、このまま混合で、でも母乳は止めないで、ということになった。受け付けでは非難されたが、医者には非難されなくてよかった、よかった。

鵞口瘡の薬が出たので、薬局へ行く。ここで、薬剤師さんにも喜ばれた。
「きゃぁ、かわいい!」
この位の赤ちゃんはみんな家に閉じこもっているので、世間ではめずらしいのだな。薬は紫色の液状のもので綿棒で舌につける。
「口の中が真っ青になりますが、びっくりしないように」
と言われた。

ミルクをよく飲んで体重も増えてきたようなので、病院に行く必要もないかと思ったが、口の中のカビが見つかって薬ももらえたので、行ってよかった。


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