1999年10月16日(土) 正直に言える人、100てん
「がんばれロボコン」という番組がある。毎回、最後に、ロボット学校のガンツ先生が「ロ〜ボコン、0てん!」とか「 ロ〜ボコン、100てん!」とか採点をする。
最近、これが次郎のお気に入り。なにかというと「ぼく、なんてん?」と聞く。「次郎君、100てん!」と言ってあげれば大喜びである。
さて、昨日のこと。ダイニングテーブルを見るとテーブルクロスがビショビショである。ちょっと前に長介と次郎の二人でコーンフレークを食べていたから、牛乳をこぼしたに違いない。私が、
「だ〜れ? これ、こぼしたの!」
と聞くと、二人とも自分じゃないと言う。ちなみに、私はそんなにガミガミと叱るタイプではないと自分では思っているのだが、息子達は叱られそうになると嘘を言ったり、お互いのせいにしたりする。困ったものだ。
で、その後の会話。
私 「誰もやらないのに、こんなになるわけないじゃないの。嘘はよくないよ。誰?」
次 「長介君!」
長 「僕じゃない。次郎君。」
私 「自分がやったんなら、やったと正直いう方が偉いんだよ。誰?」
長 「はい、ぼく...」(ここで、犯人は長介と判明)
私 「自分がやったと正直に言える人、100てん! はい、これやった人?」
長 「はい」(手をあげる)
次 「は〜い!」(手をあげる)
なんと、今度は二人そろってニコニコと手をあげている(爆笑)。次郎は100てんと言われて、やってもいないのに手をあげているんである。あいかわらずおバカである(笑)。
次郎。やってもいないのにやったと言っても、正直とはいわないのだよ。