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天間家三兄弟紹介...長介(長男8才)、次郎(次男5才)、三太(三男0才)...仮名

1999年11月14日(日)  不親切な人

日曜日。いろいろ買い物をしなくてはいけないし、お昼は外食することにする。三太はベビーカーに乗せられるようになったので、外出も楽である。
その店は、お昼時で混んでいた。順番を待って席につく。ん?変なにおいがする。三太が臭い。ウ○チだ。そういえば、今日あたり出る頃だった。うっかりした。しかし、3日に1回しか出ないくせに、よりによってこんな時にこんな場所でしなくても...。 とりあえず、トイレでオムツが替えられるかどうか偵察に行く。だめだ!しかたがない、駐車場で替えてこよう。

というわけで、ベビーカーの三太を連れて外へ出た。混んでいるので、車の両隣も車である。助手席のドアを開け、右側にベビーカーを停めて荷物を置く。三太を座席に寝かせてオムツをあけてみると、こりゃ大変。ヨーグルト状のドロドロが大量生産されている。お腹までドロドロだ。左手で三太の足を持ち上げ、右手でおしりふきで拭く。拭いても拭いてもきれいにならない。座席の足元に置いたおしりふきの箱に手をのばすと、服に付きそうになる。オムツの中は汚れたおしりふきの山となり落ちそうになる。不安定な場所に寝かされて、三太は大泣きして暴れる。修羅場だ(泣)

一人で悪戦苦闘していると、ついてないことは重なるもので、隣の車のおじさんが来てしまった。私が助手席のドアをあけているので、おじさんは運転席に乗れない。しかたがないので、左手で三太の足を持ったまま、できるだけドアを閉め、
「すみません。これで乗れますか?」
と声をかけると、おじさん
そのベビーカーをちょっとどかしてもらえば、いいんだけどねぇ
ベビーカーをどかせと言われても、この態勢では不可能である。
「すみません。今、ちょっと手が離せないので、これ終わるまで待ってもらえますか?」
そしたら、なんとこのおじさん、腕時計に目をやって
時間がないんだ。急いでるんだよねぇ
し、信じられん! この状況の私にどうやってベビーカーをどかせというのか。急いでいるなら、自分でどかしてくれてもいいじゃないか。私、かなりムッときたが、小心者なので
「すみません。手が離せないので、どかして出てもらえますか?」
そこまで言って、おじさんはやっとベビーカーを10cm動かして車に乗り走り去っていった。

世の中には、困っている人に対して不親切な人が多いと言うが、こういう人達は不親切なわけではない。頭が悪いのだ。困っている人を見ても困っていることが理解できないのだ。ウ○チまみれの赤ん坊の足を持っている人間がベビーカーを移動できると考える程にバカなのである。これだけ、状況判断ができないようでは、仕事もできないに違いない。不景気で、真っ先にリストラされることだろう。お気の毒である。

日本は大丈夫なのか?


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