１９９９年１１月２３日（火） しりとり
次郎がしりとりのルールを覚えた。またまた進歩した(笑）。今までしりとりができなかったというのもびっくりだが、まぁ小学校に上がる前にできるようになってよかった。
で、本人はうれしくてしかたがない。帰宅した夫をつかまえて、しりとり勝負をいどむ。
「す・い・か。『か』．．．パパ、『か』のつくもの言って」
夫は適当に相手をする。
「カラス」
「か・ら・す。『す』．．．あのね、ライオンって『ん』がつくから言った人は負けなんだよ」
そんなことはみんな知っている。しかし、次郎は大得意でルールの説明をしている。「す」はどうした？
「パパ、『す』」
次郎の番じゃなかったのか？ 夫は適当に答える。
「スミ」
「す・み。『み』．．．みかん！ パパ『ん』だよ、『ん』！」
次郎、自分が負けたことに気付いていない（爆笑）。どうやら、「ライオン」だけが負けだと思っていたらしい。夫が言う。
「 『ん』がついちゃだめなんだよ。次郎の負け〜」
ここで、次郎は「ライオン」以外でも「ん」がついてはいけないことを理解する。お〜お〜、賢くなったのぉ（笑）。
負けと言われて、次郎は悔しい。しばらくしてから、次郎の眼が光った。
「じゃね、次は、た・こ。『こ』だよ」
「コンブ」
「こんぶ〜？ だめ。他のにして」
「なんでだよ。コンブでいいじゃないか」
しかし、次郎は不満だ。この当たりで、夫はめんどくさくなってきたらしい。
「ママとやれ」
タッチ交代である。
「ママ、『こ』のつくもの言って」
「コドモ」
「え〜、だめ。コアラがいいんじゃない？ コアラにして」
どうやら、「コアラ」と答えて欲しいらしい。
「じゃ、コアラ」
「ライオン」
「あ、ライオンって言った。次郎の負け〜」
すると次郎は勝ち誇ったように言った。
「違うもん。「ライオン」じゃなくて『ら・い・お』って言ったんだよ。『ん』はないから負けじゃないもん」
そうか。「みかん」のリベンジを狙っていたのね。
それにしても「らいお」ってなんだ？