２０００年１月１３日（木） いまどきの性教育
三太は本日めでたく６ヶ月になりました。半年かぁ。末っ子と思うと、大きくなるのがもったいない（笑）。
思えば約１年前、妊娠して流産の危険も去ったところで、長介と次郎に赤ちゃんが生まれることを伝えた。次郎は基本的な部分がトンチンカンなので、まぁどうでもよい。私のお腹がどんなに大きくなっても、赤ちゃんは口から出てくると思っていたヤツである。しかし、長介はそうはいかない。小さい頃から賢い子であったが（親バカ）、小学生ともなると一筋縄ではいかない。
赤ちゃんはどこから来るか．．．嘘は教えたくないが、何から何まで教えるのは早すぎる。いや、早すぎるというより、何から何までの「最後」の部分というのは、はっきり言って親から教わることじゃないだろう。先生に教わる事でもない。友達とか先輩とか雑誌とか、知ってはいけない雰囲気の中でこっそり知るのがよい。じゃないと「恥じらい」がなくなるような気がする。男とはいえ、恥じらいは必要ですよ。人前で下品な言葉を大声で発するようなオトコにはなって欲しくない。
というわけで、私は子供に聞かれれば、８０％まで真面目に答えている。以下、その内容。
赤ちゃんは、パパとママが仲良しで「赤ちゃんが欲しいなぁ」と思っていると、神様がママのお腹に赤ちゃんができるようにしてくれる。だから、結婚する時は神様にご挨拶をすることになっていて、それが結婚式である。まぁ、神様も完璧ではないから、赤ちゃんが欲しくなくてもできることもあるし、欲しくてもできないこともあるし、結婚しなくてもできることもある。でも、そういうのはあんまり多くはない。なんにしても、女の人に赤ちゃんが生まれる時は、必ず仲良しの男の人がいるのである。アンタも大きくなって好きな女の子と仲良くなったら、女の子は赤ちゃんを産まなくちゃいけないのだから、大事にしないといけないよ。
まぁ、こんな感じである。
やがて臨月になり出産が近づくと、長介には新たな疑問が出てきた。
赤ちゃんはどこから出てくるか．．． これにも、真面目に答えねばなるまい。
「お尻にちゃんと赤ちゃんの出口があって、そこから産まれてくるんだよ」
「あ、知ってる。女の人はお尻に２つ穴があるんだよね。ウンチの出る穴と赤ちゃんが出る穴」
これには、ちょっとびっくり。でも、それは正しい。そこで、
「そうだよ。よく知ってるね。」
と褒めると、長介曰く、
「先生がそう言ってた」
お見それしました。