２０００年２月４日（金） 夫か子供か
私には、悩みながらもずっとこだわっていることがある。それは、夕食は夫ととること。
なぜ悩むかというと、平日のダンナの帰りが遅いからである。だいたい、夜１０時くらい。どう考えたってダンナと子供は一緒に食事できない。こういう家庭は多いと思う。そこで、子供達だけ早く食べさせる。だいたい７時くらい。献立も子供用だ。
子供にとって食事タイムって大事だよね。本当は、家族揃って楽しく食べたい。せめて、私が一緒に食べれば子供達にとってはより楽しい食事になるだろう。それはわかっている。わかってるんだけど、実際には子供達だけの食卓である。私が一緒にテーブルについて話なんかしてもいいんだけど、自分が食べないのに人が食べるのを見ているというのは、どうにも不自然だ。見られている方もいやだろう。それに、食べ方が気になって、ついつい要らぬ説教をすることにもなりかねない。そこで、料理を並べたら私は休憩タイム。最近は、三太の相手をしながらテレビ見てるかな？ 子供が食事をしている横で、母親がテレビをみている図。褒められたもんじゃありません、はい。まぁ、長介と次郎は時には喧嘩したりしながら、にぎやかに食べているから、それなりに楽しそうではあるんだけどね。
で、食事の後２時間くらいはダンナの帰りを待つ時間。帰ってきたら、三太をお風呂に入れたり、大人用の食事の用意をしたりしなくちゃいけないので、１日の疲れもあるしお腹もすいているしで、グータラな私はなんとなくグータラしている。その横で子供達もグズグズと起きている。これからパパが帰ってくると思うと、寝たくないんである。ああ、よろしくない生活習慣だ（苦笑）。
たまに、ダンナが出張や飲み会で帰ってこないことがある。そんな日は、私も子供達と一緒に食べる。やっぱりいいよね。食べながら、学校のこととかいろんな話ができる。下手な手抜き料理も、おいしいおいしいと言ってくれて、私もうれしい。食事が終われば、後はすることはない。一緒にテレビ見たり、遊んだりした後、９時前にはおやすみなさい。子供達も早寝ができる。私も寝るまでたっぷりの自由時間。すばらしい（笑）。
だったら、普段からそうしたら．．．という意見もあるだろう。実際、帰りの遅いご主人は放っておいて、自分は子供達とマイペースな生活をしている人もいるかもしれない。いや、きっといる。
でも、もし私が子供達と夕食を食べちゃったら、おそらく子供の食事の準備の時にダンナの分も作っておいて、食べる前に暖めるだけということになるよね。ダンナは疲れて帰ってきて、一度冷めた料理を一人で食べることになる。一人の食事ってつまらないよ。それに、夫婦の会話がなくなる。そんなのはいやだ。
だったら、２回食べたら．．．太りますって（笑）。
だから、私はダンナが帰ってきてから料理をする。どんなに下手で手抜きでも、できたてはそれなりにおいしい。そして、ビールで乾杯。献立も酒の肴系になるので、子供用とは別である。子供達（特に次郎）が起きている時は、うらやましがってつまみに来る。それもまた一興。
子供の食事タイムも大事だけど、夫婦円満の方がもっと大事だと思うのね。週末は、家族揃って食事できるわけだし、「夫か子供か」で、私は夫を優先させてるんであります。
でも、もう少し早く帰って来て下さい。