2000年5月11日(木) 軽くなるランドセル
うっかりしているうちに、久々の更新です。
昔は「ピッカピカの一年生」と言えば、小さな体に大きなランドセルがかわいそうなくらい重そうで、それが最近のランドセルは...という話ではない。次郎のランドセルである。
入学式の日、数冊の教科書をもらった。それに、プリントなどを入れる連絡袋と筆箱。基本的に小学生のお道具はこれだけである。あとは、指示に従って必要なものを持って行く。1年生のうちは、まだ自分で道具を揃えるのは難しいので、毎朝、親がチェックすることになる。
ところが、次郎は持っていった教科書を持って帰ってこない。持って帰らなかった教科書は当然のことながら家にはない。そこで、あるものだけをランドセルに入れてやる。すると、またまた持って帰って来ない。帰ってくると、次郎のランドセルには連絡袋と筆箱だけだ。ついに、家には1冊の教科書もなくなってしまった。日に日に軽くなるランドセル(笑)。
朝の仕事が楽になった...って、そういうことじゃないだろう。次郎は毎朝、連絡袋と筆箱だけのランドセルを背負って学校へ行く。そして、昨日ついに、その連絡袋と筆箱も学校へ置いてきた。空っぽのランドセル...実に軽い。
しかし、空っぽというのは、実は正しくない。5月から掃除が始まるので、雑巾と洗濯バサミを持ってこいとプリントに書いてあったので、ランドセルの狭い仕切りの部分に入れてやった。が、次郎は毎日そのまま持ち帰ってくる。これは置いてくるんだってば(笑)。毎朝、言い聞かせて、一昨日ようやく雑巾は置いてきた。ところが、洗濯バサミはランドセルの中だ。
というわけで、今朝、次郎は洗濯バサミだけをランドセルに入れて登校したのであった。
ま、こっちは楽でいいけどさ...(苦笑)。