2000年5月22日(月) 狂気の17才考
狂った17才(に限らないが)が表面化している。私が知りたいことはひとつ。彼らは、もともと狂っていたのか? それとも、まともだったのにいつのまのか狂ったのか?
人殺しまで至った狂気は別としても、「いじめ」と言い換えられている犯罪が多過ぎる。恐喝や暴行。あれは犯罪だ。それなのに、どうして世間は「いじめ」と言うのだ。信じられない。
ギャングエイジという言葉がある。小学校中学年を中心にした年頃の子供達のことであるが、我が家にも2名いる。見ていると「ギャング」という言葉がぴったりだ。帰ってくるなり外へ飛び出し、近所の子供達と徒党を組んで夢中で遊んでいる。健全だ。 思えば、私も小学校の低学年の頃はそうだった。楽しかった。
長介と次郎は仲良く遊びながらもケンカばかりしている。たいてい長介が怒ったり叩いたりして次郎が泣いて言いつけにくる。健全だ。私も子供の頃はそうだった。姉に理不尽な扱いをされて泣いたり、弟が甘やかされているのを不満に思って怒ったりしていた。今は兄弟喧嘩なんかしない。
子育てに関して、昔から言われていることがある。だいたい、教育はないが人生経験豊かな初老のおじさんなんかが言うのであるが、例えば...
「子供は頭を撫で回して育てるもんだ」
「子供は外で遊ぶもんだ」
「兄弟喧嘩は大いにやらせろ。親が裁いちゃいかん」
もしかしたら、こういうことを無視した育ち方をした結果が狂気の17才なのか? 彼らの小学生時代を知りたいものである。
それにしても、ギャングの扱いは骨が折れます。