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天間家三兄弟紹介...長介(長男9才)、次郎(次男6才)、三太(三男0才)...仮名

2000年6月21日(水)  授業参観

長介の「小3学力健康診断」の結果は、だいたい平均だった。当然ゲームソフトはもらえなかった。個人面談では、できなかった問題の復習を勧められたが、聞き流した(笑)。

ところで、先週の土曜日は授業参観であった。2人いるので、行ったり来たりで忙しい。しかも、次郎の教室は1階、長介は3階である。おまけに、三太をダッコしている。途中で移動が嫌になった(苦笑)。
授業は3年生より1年生が断然おもしろい。3年生ともなると、みんなお行儀よすぎてつまらない。その点、この時期の1年生は幼稚園の延長の部分がある。

次郎のクラスは「ひき算」であった。黒板に、

おせんべいが4まいあります。
2まいたべました。
なんまいのこっているでしょう。

と、書いてある。まず、ゆっくりと先生が問題を読みながら説明している。
次郎は、と見ると...聞いていない。 机の上のブロック(算数の教材)を積み重ねるのに夢中である。あ、落とした。堂々と拾っている。こらこら。
先生が質問する。
「おせんべいはなんまいのこっていますか。わかるひと、てをあげて〜」
−−はい、はい、はい、はい、はい...
みんな競って手を上げる。
次郎は、と見ると...一緒になって威勢良く手をあげている。 質問はちゃんと聞いていたのか?
誰かが答える。
「2まい」
はい、正解です。次にこれをひき算の記号を使って式で表す。ここが、この日の学習のポイントだ。とりあえず先生が質問する。
「このもんだいをしきであらわすとどうなりますか。わかるひと。」
さっきより、手を上げる子供が少ない。
次郎は、と見ると...やっぱり威勢良く手をあげている。
「じゃ、次郎君に答えてもらおうかな」
威勢良くあげているので、指名されてしまった。というより、ここは授業の展開として、間違いそうな子を指名するところだ(笑)。次郎、答える時は声が小さい。
「1...」
おい、どこから1が出てくる。先生、とりあえず黒板に書く。
「1 ひく 2...」
おい、それではひけないぞ。子供達がどよめく。先生もさすがに聞き直す。次郎、間違いを確信したようだ。言い直す。
「1 ひく 1 は 2」
期待通り間違えている(笑)。
「はい、ほかにありますか」
次々と指名され、次々と答えが出る。

1−1=2
2−2=2
4−2=2
5−2=2
3−2=2

適当に見えるが、答えは全部「2」だ。すごいなぁ。感心する私。
この間次郎は、と見ると...隣りと後ろの席の子達に向かって、自分の答えが正しいと主張している。指を2本出して、
「ほら、1ひく1は2だよね」
どうやら、「答えが2になるたし算」をしているようだ。それなりに頭を使っているじゃん(苦笑)。

最終的に正解が示され、練習のプリントが配られる。みんな、机に向かって鉛筆を動かす。
次郎は、と見ると...私の方を振り返って「5−2はなんだっけ?」と叫んで、他のお母さん達に笑われている。なんだっけ、と言われても困るんですけど...(苦笑)。

そんな次郎であったが、昨日あたり持ち帰ったひき算のプリントはちゃんとできている。

次郎、君は大器晩成型のようだね(親ばか)。

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