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天間家三兄弟紹介...長介(長男9才)、次郎(次男6才)、三太(三男0才)...仮名

2000年7月10日(月)  おみやげ

サンフランシスコへ行ってきた。ダンナの出張の話が出た時、
「いいなぁ」
「一緒に行くか?」
「行ってもいいの?」
という会話があり、このお気楽夫婦は妻子同伴出張を決めてしまったのであった。

問題は長介と次郎である。学校もあるし、お金もかかるし、ここはひとつ留守番をしてもらおう。

私 「あのさ、パパとママと三太で1週間だけアメリカに行こうと思うんだけど、長介と次郎は学校があるからお留守番してくれる?」
長 「え〜、ご飯はどうするの?」
私 「おばあちゃんに頼んで来てもらおうと思うんだけど...」
長 「なら、いいよ

あっさり決まった。義父母に話すと、こちらもあっさりOK。ま、さすがに三太を置いて行くのは心配なので連れて行くことにする。飛行機代もタダだしね(笑)。次郎の方は、
何時に帰ってくるの?
と、とぼけたことを言っている。どうやら日帰りだと思っているようだ(笑)。
「おみやげいっぱい買ってくるから、いい子でお留守番しててね」
と言い残し、我々は旅立った。

ところが、アメリカで子供のおみやげと言ってもロクなものはない。おもちゃなんかは、ポケモンが日本から輸入されているし、観光地みやげに至ってはどれも喜びそうにないのは、母である私が一番よく知っている。しかたがないので、ダンナと相談して、アメリカみやげは少しにして、日本に帰ってからトイザラスでも連れていって留守番のご褒美に好きなものを買ってやろう、ということになった。

さて、金曜日の夜、無事帰国。家のドアを開けると、次郎が開口一番
遅かったよ〜
そりゃ遅いよね。日帰りだと思ってたんだもんね(笑)。それでも、
いい子でお留守番できたから、日曜日にトイザラスへ連れて行ってあげる
と言うと大喜びである。ところが、どうも誤解をしているようなんである。次郎の頭の中では「いい子でいたから」が「いい子でいたら」になっているようで、土曜日の次郎は妙なことを言っている。
いい子って言うのは、今日一日『おもちゃおもちゃ』って言わない事。ぼくって頭いいでしょ
はいはい...(苦笑)。

そして、日曜日の朝。疲れてはいるのだが、時差ぼけで早く目覚める私。すると、次郎が目を覚まし、ムクッと起き上がるなり寝ぼけ眼で叫んだ。
よし! いい子だった!
ガッツポーズまでしている。土曜日一日『おもちゃおもちゃ』と言わないでがんばったのだね(笑)。

だけど、お留守番のご褒美なんだよ。

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