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天間家三兄弟紹介...長介(長男9才)、次郎(次男6才)、三太(三男1才)...仮名

2000年7月13日(木)  不器用

三太、本日めでたく1才になりました。あの出産の日から、もう1年もたってしまったのか。毎日毎日、かわいい、かわいいと思い切り楽しんでいたつもりなのだけど、今思うと楽しみ足りなかったような気がするのはなぜ? 光陰矢の如し...か。

1才になった三太は、歩く気配を全く見せず、お腹で床掃除をしながらあっちでイタズラ、こっちでイタズラ。のんびり監視できる時はいいけど、そうじゃないとベッドや椅子の中である。なぜか長介が大好きで、長介が学校から帰ってくるとちょうど眠くなる時間ということもあるが、大興奮して喜んでいる。食事も、味に少しうるさくなってきた。昨日の納豆ごはんも、今まで喜んで食べていた薄味では露骨にまずそうな顔をし、スプーンを払いのけて泣く。しかたがないので、醤油を少し足してやったら、食いやがった(笑)。

食事の時も、茶碗の中に手を入れようとする。おそらく、他のイタズラと同じ感覚だ。育児書なんかには、
自分で食べようとする意欲のあらわれです。少しはやらせてあげましょう
と書いてあったりする。が、やらせていない。納豆ごはんだよ。パンとかビスケットとか、握れるものは握らせるけど、納豆はやめて! ごはんもやめて!! 他のものもみんなやめて!!!(笑)。

長介の時は、ばか正直に下に新聞紙をひいてグチャグチャをやらせていた。しかし、次郎の時は汚れないように、私が全部食べさせた。手を出したら、スプーンを持たせてグチャグチャは阻止した。育児書通りなら、長介は意欲的で器用な子に、次郎はやる気のない不器用な子に育ったはずである。ところが、不思議な事に実際は逆だ。

今朝も、次郎は早々に全ての身支度を自分で済まし、朝食の前からランドセルを背負っていた。食べる時はランドセルをおろしなさい(笑)。そして、登校班の集合時間まで10分もあるのに「いってきま〜す」と出掛けてしまった。
長介はというと、まだ下着姿である。のんびりと着替えてランドセルを背負ってから、学校に提出する書類をしまっていないことに気付く。それをランドセルに入れようと、ソファの肘掛けに中途半端に腰掛け、ランドセルを半分だけおろして蓋をあけ、身体を変な風にねじってモソモソやっている。端から見ていると、何がどうなっているんだか、もうグチャグチャ状態である(笑)。そして、蓋の開いたランドセルがだんだん傾いていき、あ〜そのままだと中身を全部ぶちまけるぞ〜と言っている側から、ドサドサドサ...
これはもう、笑うしかない(笑)。私が大笑いしているので、長介も笑っている。まったく、いつになったらちゃんとできるようになるんだ? もしかしたら、一生不器用なのかもしれないが、まぁそれもしかたがないのかなぁ。

よく、専門家のエライ先生が、
母親がなんでもやってあげてしまうから、子供が何もできなくなるんです
とおっしゃるが、そうとばかりも言えないぞ。もちろん、過保護な親もいるかもしれず、そういう親の子供は不器用かもしれないが、私は、不器用は不器用なまま、できるだけほったらかして自分でやらせている。「できるだけ」というのは、どうしても手を出さざるを得ない場面もあるからだ。例えば、粉薬を飲むのに、口の外へ薬をばらまいたりしていては、放っておけないじゃないですか(苦笑)。

まぁ、不器用でも生きていけるさ。

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