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天間家三兄弟紹介...長介(長男9才)、次郎(次男6才)、三太(三男1才)...仮名


2000年9月1日(金)  夏休みの宿題は性格が出る話

わ〜い! 夏休みが終わったぃ!

まぁ、何のことはない平穏な夏休みではあった。心配した宿題も、なんとかクリア。それにしても、夏休みの宿題というのは、性格が出る。

長介は、ちょこちょここなすタイプ。少しやっては、残りを後回しにするので、たいした量でもない宿題を、夏休みいっぱいかけてやっと終わらせた、という印象である。よく言えば計画的、悪く言えば要領が悪い。夏休みも終わり頃になって、友達から電話がかかってくる。
「今日、遊べる?」
こっちは、さっさと宿題を全部すませてゆっくり遊べばいいと思うのだが、長介は、
午前中遊んで、午後から宿題する。いい?
まぁ、いいけど...問題先送りである。と、ここで長介の偉い所は、午後は予定通り宿題をするところだ。ところが、次郎は遊んでいる。イライラする長介。自分が勉強しているのに、次郎が遊ぶのは許せないらしい。そして爆発! ボカスカ!!! 泣く次郎...。
「なんなの?」
と声をかけると、今度は長介が泣き出す。まったく、そんなことで泣くなよ。気持ちはわからなくもないが...。

次郎は、さっさと片付けないと気が済まないタイプ。夏休みの宿題は何をするのか、今一つ理解できていなかったのであるが、私が説明してやると説明してもらった分だけすぐにやらないと気が済まない。というか、「」しか頭にないので、説明を聞いた時点でそのことで頭がいっぱいになってしまい、他の事が考えられなくなるらしい。ところが、ひらがなの練習のプリントなどは、それなりに量が多い。いくらなんでも、一回では終わらない。すると、次郎、
ママ、これ、ちょっと大変だよ。ぼく、できないよ。
そりゃそうだろう。さっさと気付けよ(笑)。
「残りは、明日やればいいんだよ。夏休みは長いんだから...」
と言うと、
あぁ、たすかったぁ!
そんな調子で、8月20日頃にはすっかり宿題が終わってしまい、それを全部ランドセルに入れて、
これで、あとは学校に行くだけだ
と言いながら、ランドセルを背負っている。いくらなんでも、10日も前からランドセルを背負わなくても...(大笑)。

ところで、この今が全ての性格は、他のところにも現われる。
ある日、ダンナが帰宅して食事の時間。三太も起きていて、食べたそうに騒いでいるのでクラッカーを出した。すると、 夏休みで夜更かしの朝寝坊の長介と次郎もやってくる。もう、ハミガキも終わっているので、
「食べたら、もう一回歯を磨きなさいよ」
と言って、クラッカーを1枚ずつ渡す。次郎、大喜び。この段階で次郎の頭は、クラッカーを食べて歯を磨くことでいっぱいらしい。クラッカーを食べ終わると、さっさと歯を磨きに行く。エライじゃん...と思っていると、次郎は戻ってくるなり、
もう一枚食べたい
結局、もう一枚クラッカーを食べて、もう一回歯を磨く次郎であった。

歯は最後に1回磨けばいい事に気付くと、楽だよ(笑)。

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