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肌から塗っていきます。ベース色より少し濃い程度の肌色を拾い、エアブラシを「不透明度20%・筆圧感知入力=強さ・乗算モード」の設定にし、30〜50ピクセル径のかなり大きなブラシでまず影をつけていきます。大きなブラシを使うのは塗りムラが出にくく効率もいいからですが、余計なところに色が付く危険があるので、描画中にこまめに投げ縄ツールなどを使用して一時的なマスクを作りながら塗っています。 上記の「乗算モード」とは、透明エナメル塗料のように塗りかさねると色が濃くなっていく描画モードです。「通常」モードで複数の肌色を拾って塗るよりも効率がよく、また色が濃くなりすぎた場合には正反対の効果(塗り重ねると色が薄くなる)を及ぼす「スクリーンモード」で塗り直すことで容易に修正ができるため、失敗も少ないです。Painterのブラシではこのような塗りができないため、私はイマイチPainterには馴染めないでしゅ(;_;)/。 |
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下地塗りが終わったら、「イメージ↓色調補正↓トーンカーブ」でBチャンネルとGチャンネルのレベルをわずかに下げ、湯上がりの火照った肌の色合いを出します。 次に、肌の部分の色を拾って(MacのPhotoShopでは、ブラシ系ツール選択時はoptionキーを押すとスポイドツールになる)、エアブラシを「不透明度20%・筆圧感知入力=強さ・スクリーンモード」にして肩や腕などのハイライト部分を白く光らせます。このように、「乗算モード」でシャドゥ、「スクリーンモード」でハイライトを入れることで「ぷやぷや肌」を描いてるワケです(^^;)。 肌の塗りの最後に、濃いブラウンを拾って「乗算モード」のエアブラシで特に暗くなる部分(アゴ下、おしりの割れ目(*^^*)、脇の下など)に強めのシャドゥを入れます。頬の赤らみもここで描いておきます。 |