手順その4

 「髪」レイヤーに移り、髪の描画をします。髪の方は、ブラシツールを「不透明度60%・筆圧感知入力=サイズ&不透明度・乗算モード」にして塗ります。髪を塗る際は、私は


こーいう形のカスタムブラシを使います。1が髪の流れを出す下地塗り用ブラシ、2が髪の束(人間の髪って、ある程度ひとまとまりになって流れを作ってますからね)を描き出すブラシ、3が毛先や細いハイライト、乱れ髪を描くブラシです。もちろん数ピクセル径の普通の円形ブラシも使います。
 髪にハイライトを入れ、形を直します。ハイライトは、まず上のカスタムブラシを用いて、「不透明度20%・筆圧感知入力=強さ・ハードライトモード」のエアブラシで色を抜きつつ明度を上げます。ハードライトモードとは、「網点%50以上の明度を描画色とすると既に塗ってある色を急激に明るくし、その逆の場合は暗くする」モードです(^^;)。口で言ってもワケわからんですね、ハイ(^^;)。PhotoShop持ってる人はやってみればすぐ分かりますので(^^;)...

 さらに、「覆い焼きツール」を「ハイライト」の設定にし、20ピクセル前後のブラシでなでてやると、このようにシルクのように輝くツヤツヤな髪になります。この技は金属質の光沢を描くのに広く使えます(^_^)。

 髪の部分は下地塗りの時大きくはみ出させて塗ってましたので、最後にイッキに形を直します。PhotoShopのレイヤーパレットメニューから「レイヤーマスクの追加」でレイヤーマスク描画モードに入ります。レイヤーマスクとは、黒で描画するとそのレイヤーにあるパーツが消え、白で描画すると現れる」というマスクですが、コレも口で言ってもワケわからんですね、ハイ(^^;)...要するにやり直し可能な消しゴムです(^^;)。これを使ってまず前髪や毛先を一度消し、その後必要な部分だけマスクを消して表示させ、輪郭を形作ります。出来上がったら「レイヤーマスクの削除」を選択し、「適用」して輪郭を固定します。

 実はこのレイヤーマスク技、濡れて透け透けになったTシャツなんか描くときとても便利なんス、うふふふふ(*^^*)<すけべ。



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