入門編 亀谷幼児体育研究所
いつごろから、どんな遊びや、運動をすればいいの?
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0歳から1歳


生まれてすぐにうつ伏せになることは好ましいことではありませんが、お母さんが仰向けに寝て、赤ちゃんをおなかの上にうつ伏せで寝かせて、ぴったりとお母さんと赤ちゃんがくっつくなどというのはどうでしょうか?お母さんの心臓の鼓動が感じられて赤ちゃんは安心できて、ゆったりとした気分になれるのではないでしょうか。

次に仰向けに寝ている赤ちゃんの手や足を持って開いたり閉じたりしてみましょう。笑顔と、を掛けるのを忘れてはいけません。

4ヶ月前後で首がすわったら、抱いたり、ベビーカーで小さな子どもの遊んでいるところへ行きましょう。子どもたちの歓声が聞こえている場所がいいですね。

9ヶ月を過ぎると這い這いができるようになって、行動範囲が広くなってきます。あぶないものをどけて、危険のないように遊ばせたいものです。


1歳から3歳


だんだんと、公園にある固定遊具で遊べるものを探して遊んでみましょう。低いすべり台や、ブランコ、砂場の囲いの上を歩く、砂場での砂遊び、鉄棒にぶら下がる、ジャングルジムに少し足をかけて登るなどの遊び。
固定遊具で遊ぶときは、お子さんから目を離さないよう配慮してください。


3歳から4歳



この時期に育てたい運動能力は、バランスの能力です。バランスの能力を育てるには、固定遊具、ジャングルジム、鉄棒、ブランコ、太鼓橋、雲梯、のぼり棒、アスレティックがあげられます。これらの遊具は手と足を器用に動かさなければなりませんから、将来スポーツをするときに必要な手足の協応を育てられます。また、転がったり、ジャンプしたり、走ることもいいです。これらの運動は友だちと一緒にやるとさらに楽しさが増すでしょうから、そのあたりのことも大人が考えてあげなくてはならないでしょう。


4歳から5歳



ジャングルジム 登り棒
動画・ジャングルジム 動画・登り棒
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この時期になりますと、元気よく走り回って遊べるようになります。固定遊具で遊び、その経験から、だんだんと身体を自分の思ったように動かすことができてきます。鬼ごっこをして遊んだり、ボールを追いかけたり、ただ楽しいだけの遊びだけでなく、スリルのある遊びを喜んでするようになります。鉄棒の前回りや、登り棒のひとり登り、雲梯の2段ぬかしや、這いわたりなども挑むようになり、がんばれるようになります。


5歳から6歳



この時期にはさらに難しいものでもやろうとする気持ちの子が増えてきます。もちろん子どもの性格によって、難しいことには見向きもしない子がいることは事実です。そういう子には決して無理強いはせず、少しやさしい課題を与えてあげてほしいものです。

この年齢は野球のボール、サッカーボール、縄とび、フープのようなものを操作する遊びができるようになります。縄とびは縄のスピードにあわせてジャンプする。野球やサッカーなどのボール遊びは、ボールのスピードや方向など一瞬のうちに判断し、そこへ身体を持っていきボールをつかむという高度な運動です。脳の働きと筋肉の働きがスムースにできていないと上手にはできません。スムースな動きができるには、繰り返しくりかえし反復することが必要です。その基礎が固定遊具というわけで、その経験がものをいうのです。

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