入門編 亀谷幼児体育研究所
運動が上手な人って?
HOME > 運動が上手な人って?



この題ですと、スポーツに関することだろうと誰でも思うでしょう。当然それも含みますが、実は子育ての構えについて話したいのです。

野球でもテニスでも、バスケットボールでもあらゆるスポーツの一流選手は、どうして動きが滑らかで美しいのでしょう。それは無駄な力が入ってないからできるのです。はじめて運動するときは、どこに力を入れてというように教わることが多いと思います。最初はそれでいいのでしょうが、うまくなるためには必要なもの以外は力を入れないという作業が必要になってきます。

子育てにも、この一流選手の必要なところはしっかりと力を入れて、必要でないところは力を抜くといったことが、参考になるのではないかと思います。

良い母親でいたいと考えることは大事なことですが、あまりその思いが強すぎると、そのことが自分をしばってしまい窮屈になるように思います。結果、自分も子どもも疲れてしまうことになるのではないでしょうか。ちょっとした失敗を、くよくよ自分を責めるというより、たまにはこんなこともあるさ、というように考えることも大事だと思うのですが。

良い親というのは、子どもがやりたいと思っていることを黙ってやらせてあげて、子どもが手助けしてほしいというとき、いつでも手助けできる親なのではないでしょうか。子どものことが心配のあまり何でも口出しをすると、子どもは自分からやろうとしない(自主性に欠ける)子になってしまうでしょう。

戻る <   > 次へ
[ 亀谷幼児体育研究所 web site ] Eメールはこちらから