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行列計算における数式処理ソフト maxima の利用について

この文書は未完成です。大学初学年の線形代数学を学ぶ学生の方々に、演習、レポートの補助に maxima を有効利用していただけないだろうかと思い書き始めたものです。現在の段階では推敲が十分でないため、上記目的には適していないと思います。興味を持って頂ける方のために公開するものです。(2004/6/23 maxima-5.9.0.9beta1 がリリースされました。コマンドプロンプトが変わったり、グラフ表示の default が GNUPLOT になったり 5.9.0 から色々変更があったようです。本文書は 5.9.0.9beta1 には対応していません。) maxlin.pdf, em.mac, matblock.mac, metrics.mac, gson.mac, vectanal.mac, kenrou.mac

Copyright(c)2004 Kenrou Adachi. この文書の著作権は足立健朗にあります。ここからダウンロードして、個人的に利用されることは自由です。著作権者の許可無く、2次配布、コピーの配布、印刷物を配布することを禁じます。

maxima による行列計算超入門

上の文書があまりにも不親切なので、ごく短くて簡単なイントロダクションを書いてみました。 maximaintro.pdf,(付録です kihon.mac, examples.pdf)

その他

Maxima でテンソルを計算するための簡単なプログラムを作ってみました。(2007)(ソース: tensor.mac),(例 : tensorexample.pdf)(注意 : Maxima5.9.1 on FreeBSD 5.3 (CMU Common Lisp 10a) で動作を確認しました。私の関数の書き方が手抜きなので、Maxima 5.10 (Windows XP), Maxima 5.11.0 (FreeBSD 5.3, SBCL 0.8.17) では cntrlst2 関数が動きませんでした。その他の環境ではどうなのかはわかりません。cntrlst2 が動かない場合は縮約(cntrct)は使えません。)(追記:友人の Maxima 5.9.1 (Vine Linux 3.2, GNU CLISP 2.32) では動作したそうです。さらに、4.3BSD Quasijarus0c 上の Maxima 4.155 でも動作しました。tensoronmaxima4155.txt)


Maxima 5.10 以上のバージョンを使う場合は、次の tensor.lisp を load("tensor.lisp"); として下さい。 tensor.lisp は Maxima 4.155 でセーブしたファイルから作りましたが、問題なく動くようです。ただし、Maxima 4.155 での文字種類の制限から、テンソル積 "@x@" と テンソル-ベクトルの縮約 "@tvc" はそれぞれ "ot" と "tvc" に変更しました。縮約を使う前に load(eigen); する必要があります。(使用例: tlisp.pdf, untitled.html)


Common Lisp 用の数テンソルの演算プログラム(手抜きの上に、未完成です)。ctensor.lisp(付録:Franz Lisp用 ftensor.lisp)(使用例: ctlog.txt, flog.txt)


上のプログラムを、Scheme 用にそのまま移植したものです。Scheme らしくないです。とりあえず動きますが、無保障です。tensor.scm(使用例:slog.txt)


整理しなおしたバージョン ctensor-new.lisp(まだバグがあるかも。完全に数値テンソルだけを対象としています。), tensor-new.mac, tensor-new.scm, 付録として簡単な解説をつけました。(Maxima 手抜き版)maxtensor.pdf


修正版(2014) tensor-2.3.mac, kenrou-1.4.4.mac, kenrou-examples.pdf


注意:このページ中の maxima用のプログラムは Maxima-5.9.0 および Maxima-5.9.1 で動作します。Maxima-5.9.3 以上の版では一部(大部分かも)の関数が動きません。友人専用(My Friends Only)




リンク

  • Maxima -- A GPL CAS on DOE-MACSYMA
  • 中川さんの「Maxima 入門ノート」