にせ

ケロタン日記 2001


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2001/06/20/水

一昨日の晩、会社帰りに転んでしまった。 雨が降り、滑りやすくなっていた駅前の階段で、最後の2-3段をうっかり踏み外した。 まっすぐ落ちるような感じで両膝を地面に打ちつける。 こすらなかったから幸い切り傷は負わなかったけど、すごく痛い。 足首のあたりは少し皮もめくれた。

恥ずかしかったので、痛みに耐え、大急ぎで帰宅。 打ったところをシャワーで洗う。 泥がめが心配してあれこれ捜してくれたが、塗り薬がまったく家にない。 消毒薬だけ吹きつけて寝ることに。

ああなって、こうなってと説明すると、泥がめは「そら大変やったな。ウェートのある人はケガが大きくなりがちなんや。気いつけなあかんで」などと言う。 蹴りたかったけど、くやしいことに足が痛くて蹴れない。

あとで泥がめにも言われたが、冷静になって考えると、踵の高い靴をはいていたのが反省点(雨まで降っていたのに)。 よく腰をマッサージしてもらうのだが、泥がめはその都度「言うこと聞かんとヒール履いて、『痛い、痛い』言うても知らんがな。僕はシジュホスちゃうで」と怒っていたっけ(ま、それでもやらせるけど)。 やっぱり格好なんかにとらわれず、スニーカーみたいな靴にするべきなんだろう。

翌日は普通に出勤。 帰宅後「まだかなり痛い」と言うと、泥がめ曰く「そやからウェートのある人は歩いているだけで負担になるんやって」。 今度こそ蹴りをと思ったが、前夜の反省を思い出し、やめておいた。 泥がめが言うことはいつも正しい。 もう叩いたり蹴ったりするのはやめよう。

(ほんまかな)


2001/04/02/月

週末、泥がめとビデオで「ベイブ」を見た。 泣きはしなかったが、けっこうよかった。

見終わると、泥がめが「よかったやろ?」と聞いてくる。 「うん、なかなかよかった」と余韻にひたる私。 すると今度は、「なあ、なあ、気づいた?」と嬉しそうな様子。 また何か考えてるな。

「なに?」(私がベイブに似てるなんて言うのとちゃうやろな)
「気づいた?」
「だから、なに?」(早よ言わんか)
「このごろケロタンにボディープレスされても叩かれても反抗せえへんかったやろ?」
「ん?」(そう言えば『あぁ』って弱々しくつぶやくだけやったな)
「ベイブの真似しててん(^^)」

あ、あほか、こいつは。


2001/01/26/金

昨夜、広島出張から帰宅。 1回与太呂に行ったようだけど、まあ3日で1回なら許そう。

「しんどいから早く休む」なんて言いながら、昨夜も泥がめはやっぱり0:00ごろまでインターネットにつないでいた(その後はすぐに寝たみたい。私は横になったら1分で眠ってしまう)。 久しぶりに立花さんの日記が更新されてるって喜んでいるから、私も横から覗いてみた。

で、ふと気づいた。 立花さんのパートナーは「ニナ」。 ニナですよ。 すごくスマートでかっこいい。

なんで私が「ケロタン」なの? そう呼ばれることに慣れてしまった私にも問題はあるけど(だって、他のっていったら「暴君」とか「金太郎くん」とか「ぐーすか」とかロクなのがない)、こんな呼び方しか思いつかないって、愛情が薄いんじゃないの? とっちめてやろうかしらん。


2001/01/07/日

新年おめでとうございます。 今年もよろしくおねがいいたします。

まずはおせち料理の話。

この正月はうまくいった。 例年がんばって母と作っているんだけど、ちょっと量が多すぎたり、どういうわけか年末年始は泥がめの体調が悪かったりで、食べきれないことが多かった(ケチな泥がめが捨てるはずもなく、最後は鍋にして食べるけど)。

今年は元々少なめに作ったこともあって、4日には「あとわずか」という感じになった。 で、一昨日、おせちが汗をかかないうちに鍋にできた。 新たに鯛や野菜も買い足したから、とてもおいしかった。

一昨日の鍋は泥がめに作ってもらったのだが、冷蔵庫をチェックしていた泥がめが「これなに?」と海老を見つけてきた。 ……しまった。 年末姉にもらったの、忘れてた。

「それは海老」
「いや、海老はわかるんやけど、いつのん?」(1日か2日に料理しようと思ってたけど、言えへんやんか)
「んー……素揚げにしたらおいしいねん」(方向転換、方向転換)
「いや、いつのやの?大丈夫?痛んでへん?」
「大丈夫、の、はず……素揚げにな、したらおいしいねん」(しつこいな)
「誰がすんのん?」
「いや、こう、小麦粉はたいてな、さっと揚げて、塩ふったらおいしいねんって」(わからんのか、あんたが作るんや)
「ふーん」

家に帰ったら素揚げになっていた。


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