ロンドンの6月  (出典 London Planner June 2004)

Ceremonial Events
6月のロンドンは、皇室と軍の歴史が、華やかな儀式、パレードや、展示によって目にすることの出来る月です。 特に、
Beating Retreat と呼ばれるドラムを打ち鳴らして行う軍隊パレードは、女王や王室のメンバーが、答礼をする首都のパレードのうちでも最もドラマチックなスペクタクルなものです。 また、女王の公式な誕生祝賀日である6月12日は、Trooping the Colour と呼ばれる色彩豊かな騎馬兵の大部隊によるパレードが圧巻です。 女王と夫君のエデインバラ公の誕生日には(それぞれ12日と10日)、ハイドパークとロンドン塔で祝砲が撃たれます。 そのほか、毎日行われているロンドン塔の鍵をかける儀式は、一見の価値があります。700年以上毎晩10時7分前に休むことなく続いている儀式です。観客は午後9時半に入場、時間厳守なのでご注意。


■Exhibition
また今年6月は、
ノルマンデイー上陸 D-Day の60周年記念の年で、それに関係する色々な特別展が開催されています。一般の展覧会では、 Tate Britain の Art and the 60s: This was Tomorrow が60年代の黄金時代を生み出した英国のアーテイスト Hockney, Blake, Hamilton, Riley の回顧展が9月26日まで、Victoria & Albert Museum では、所蔵の Constable, Turner, Gainsborough を含む200点の作品展、Bill Brandt の155点の版画展、最も影響力のあるファッシヨンデザイナーの Vivienne Westwood の作品展も開催中です。 そのほか、Saatch Gallery や Whitechapel Gallery も新しいタレント発掘に力を入れていて、要チェックです。

また、
Chelsea Festival 2004 が18-27日の間、音楽、ダンス、コメデイーやトークショーなどにぎやかに開催されます。オープニングでは、Kirite Kanawa 女史が Royal Philharmonic Orchestra と共演します。

26日には、
オリンピック トーチリレーが1948年以来はじめてロンドンに帰ってきます。このあとアテネへと入っていきます。


■Musical
ミュージカルも相変わらずの盛況です。’Anything Goes’ ‘Beautiful and Damned’ ‘Blood Brothers’ ‘Bombay Dreams’ ‘Chitty Chitty Bang Bang’ ‘Disney’s The Lion King’ ‘Fame’ ‘Les Miserables’ などなど。
19,20,25日には、ハイドパークで
The Red Hot Chilli Peppers の公演があります。


 ロンドンの6月もお楽しみがいっぱいです。





▼過去のロンドンニュース
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