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[strong-men:番外]大和スキャナー(前座その2)
さて、いかに
広域にわたって少ないエネルギー源で、
安価に海底を往来するか?ですが、
はじめに、こんなものを考えてみます。
この図1のしかけは、水に入れると、沈みながら
左に動いていくでしょう。(ななめ左下に動く)

こんどの図2のしかけは、浮き上がりながら
左に動いていくでしょう(ななめ左上に動く)
つまり、これら図1,2に示したしかけは、まっすぐ上や下に
動くのではなくて、水平方向にも動くわけです。
もうおわかりのとおり、次のような しかけにすれば

これを、水槽にいれて手をはなしてやると、
最初は図1と同じように、沈みながら前進し、
途中で「すごく重い重り」を切り離すと
こんどは図2のような格好になって前進しながら
浮上をはじめます。下図のとおりです。

さて、図の航跡は「V字型」をしていますが、
このV字をもっと、縦につぶして、

このぐらいにできないものでしょうか?
ほぼ水平に動いていくと言えるといえるくらいに、、、
ここで、「水は流れる」ということを思い出してみましょう。
空気もそうですが、水も流体です。と、いうことは、
流体力学が応用できないでしょうか。
飛行機の設計に流体力学を応用する手法は、
前進しながら沈んだり、浮上したりする物体の設計にも
使えるのではないか?と思うのです。
>>>>>>>大和スキャナー(前座その3)につづく。
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